目の病気/目・まぶた・涙のしくみ・異常

眼底検査を受けるポイントとは?(3ページ目)

眼底検査を受ける際には、気になる疾患など、自分の検査の目的を明確にして、検査の前に担当医師にそれを伝えたり、適切な検査の手法の選択をすることが重要なポイントです。

執筆者:高林 克枝

眼科医の精密な眼底検査でチェックしたい病気

緑内障の症状である視神経乳頭の陥凹の状態は、眼底写真でもみることができますが、視神経繊維の欠損状況などは、眼科医の精密な眼底検査からわかります。

また眼底写真では網膜の周辺部の病変をみることはできず、網膜剥離の原因となる網膜裂孔(もうまくれっこう)は、発見できません。また、糖尿病性網膜症の初期の変化は、眼底写真では撮影範囲が狭いため、写らない場合があります。そこで、眼科医による検眼鏡検査が大切なのです。

眼鏡店でメガネやコンタクトレンズを作ることも簡便で有意義なことですが、時間がある時は眼科医で眼鏡処方をしてもらい、ついでに眼底の精密検査を受けてはいかがでしょうか。

監修:吉祥寺森岡眼科 森岡清史院長


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<ケース1>人間ドックや住民検診、老人健診で受ける眼底検査…P1
<ケース2>眼科医による眼底検査…P2
眼科医による眼底検査でチェックしたい病気…P3

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