骨・筋肉・関節の病気/その他の骨・筋肉・関節の病気

足がしびれて腰を手術? 脊柱管狭窄症とは(2ページ目)

坐骨神経痛を引き起こし、足のしびれや痛み、動かしにくさに苦しむ腰部脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)。生涯、避けたい脊柱管狭窄症は、どのような疾患なのでしょうか?

檜垣 暁子

執筆者:檜垣 暁子

カイロプラクティック理学士 / 肩こり・腰痛ガイド

こんな症状に心当たりはありませんか?

脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)は、頚椎(首の骨)にも腰椎(腰の骨)のレベルでも起こる可能性がありますが、今回は腰の場合についてです。狭窄の部位によって、症状に違いが出る場合もありますが、主な症状は次の通りです。

■脊柱管狭窄症の症状  
  • 歩いていると下肢に痛みや張り、しびれが出て、休みながらでないと歩けない
  • 歩いていると、足が前に出なくなる
  • 前かがみになると楽になる
  • 仰向けで寝るとしびれが出てくる
  • 腰を後ろへ反らせない
  • スリッパが脱げやすい
  • 脚に力が入らない、脱力感がある(とくに午後からひどくなる)
  • 腰痛がある
  • お尻、下肢のひきつれた感覚、チリチリ、ジリジリする不快感がある
  • 足の裏を触ると、直接触られている感じがしない
  • 肛門周囲のしびれ(※)
  • 排便、排尿のコントロール異常(※)
(※)は、重度ですので、早急に受診しましょう。

手術しないと治らない?

状態により必ずしも手術をしなくてはならないわけではありません

状態により必ずしも手術をしなくてはならないわけではありません

脊柱管狭窄症では、障害され刺激を受けた神経への血流が悪くなるため、酸素や栄養が不足しがちになり、障害された神経の働きが悪くなるため、この状態が長期化することは避けなくてはなりません。

特に50歳代頃から、この疾患は多く見られるのですが、良くない食生活や生活習慣などの影響が体に現れ、30歳代にももちろん見られます。

トンネルが狭くなっていると聞くと、手術で取り除かなくてはいけないの?と不安に思うかもしれませんが、程度の軽いうちは、物理療法や薬物の処方、神経ブロックなどで、痛みを緩和させることができます。しかし、悪化させてしまうと日常生活が困難になるため、手術の検討が必要になるかもしれません。筋力が低下し歩くことも困難になり、排尿、排便に異常が出た場合は深刻な状態です。

症状改善には時間を要することも多い

脊柱管狭窄症は、治療に時間(期間)のかかるケースが多いため、仕事にも支障がでる恐れがあります。ですから、脊柱管が狭くなってしまう要素は、普段から取り除いておきたいものです。

事故などの外傷がきっかけとなることもあります。腰の疲れが抜けなくなってきたなぁ、と感じたら、腰に負担のかかっている可能性が大きいです。痛くなってから対処するのではなく、早めにケアを始めることをオススメいたします
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※当サイトにおける医師・医療従事者等による情報の提供は、診断・治療行為ではありません。診断・治療を必要とする方は、適切な医療機関での受診をおすすめいたします。記事内容は執筆者個人の見解によるものであり、全ての方への有効性を保証するものではありません。当サイトで提供する情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、各ガイド、その他当社と契約した情報提供者は一切の責任を負いかねます。
免責事項

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます