喘息があると、飲酒後に喘息発作が出ることがあります。「アルコール誘発喘息」と言って、日本人に多いといわれています。今回は、このアルコール誘発喘息について、詳しく説明します。
アルコール誘発喘息
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| 宴会や付き合いでアルコールを飲んで後、ひどく咳が出たことはありませんか? |
喘息とアルコールの関係についてですが、喘息のある日本人には、飲酒後に喘息発作が出たり、悪化したりする人が多いといわれています。喘息発作を誘発する原因の1番は、風邪ですが、その次に言われているのが、「飲酒」です。喘息のある人の約2/3が、飲酒で喘息発作が悪化したと答えたアンケート調査があります。
症状は、喘息と同様です。
- 咳・痰・喘鳴(ぜんめい)
- 多呼吸(たこきゅう)
- 陥没呼吸(かんぼつこきゅう)
- 起坐呼吸(きざこきゅう)
- チアノーゼ
などがあります
詳細は、
アトピーと喘息の関係をご参照ください。
アルコール誘発喘息の原因は?
アルコールは体の中で、代謝されます。特に、アルコールは、アセトアルデヒドという物質になります。このアセトアルデヒドが、二日酔いの原因になります。一方で、このアセトアルデヒドは、肥満細胞という白血球の一部からヒスタミンが出てきます。このヒスタミンが、気道を狭くして、喘息発作が起こります。
ヒスタミンは、喘息発作以外に、蚊にかまれたような「じんましん」、花粉症の「鼻水」を起こします。アセトアルデヒドは酢酸(お酢)に分解されるのですが、日本人には、この分解する時に必要な酵素が少ないと言われています。そのため、アルコールに弱いのです。
診断基準は、「アルコール飲料を飲むことで喘息発作が誘発されるかどうか」です。アルコール飲用負荷試験を行うこともあります。名前の通り、アルコールを飲用して、喘息発作が出るかどうかの試験です。
他に、
アトピーの検査でもしているアルコールの皮膚試験もしています。