大学生の就職活動/就職活動の選考対策

コミュニケーション力を自己PRに書く秘訣

企業はいきなり即戦力としての「コミュニケーション力」を要求しているのではない。つまり「今それができる人」ではなく、「入社後、成長して、それができる人」を望んでいるのだ。

執筆者:見舘 好隆

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基礎力とは、そして対人基礎力とは一体何?

対人基礎力
コミュニケーション力にも、いろいろ種類があるのだ。
さて、社会で働く上で必要とされる、コミュニケーション力とは、一体なんだろうか。

まずは社会で働く上で必要とされる力の分類方法を見てみよう。
  • 「基礎力」(リクルートワークス研究所)
    どんな仕事においても、社会で働く上で必要とされる力。
  • 「若年者就職基礎能力」(厚生労働省)
    事務営業の職種について実際に企業が若年者に求めている就職基礎能力(コミュニケーション能力、職業人意識、基礎学力、ビジネスマナー及び資格取得)
  • 「社会人基礎力」(経済産業省)
    職場等においてコミュニケーション能力や実行力などの、人との接触の中で仕事をする能力。
  • 「職業的(進路)発達に関わる諸能力」(文部科学省)
    経済社会において一個の職業人として求められている、主体的に知恵や個性を発揮して自己実現したり、社会を支える自己という存在の社会的意義を高める力。
  • 「人間力」(内閣府・人間力戦略研究会)
    社会を構成し運営するとともに、自立した1人の人間として力強く生きていくための総合的な力。
  • 「学士力」(中央教育審議会大学分科会)
    学士課程(大学の学部教育)のなかで身に付けるべき能力。
というわけで、結構たくさんの分類方法があることが分かる。しかし今回はあくまでも自らが持つ力を抽出する手がかりのために用いるのため、どの定義を使ってもいいのだが、今回は私が使い慣れたリクルートワークス研究所定義の「基礎力」を用いる。
  • 対人基礎力
    • 親和力:一緒に働く仲間と信頼関係を築く。
    • 協働力:目標に向けてチームワークを発揮し仕事を進める。
    • 統率力:いわゆるリーダーシップ。組織全体を把握する。
  • 対自己基礎力
    • 感情制御力:感情に流されない。
    • 自信創出力:ポジティブシンキング。モチベーションを持続させる。
    • 行動持続力:率先して行動し、それを習慣付ける。
  • 対課題基礎力
    • 課題発見力:課題に気づき、整理する。
    • 計画立案力:課題を解決するための計画を立案する。
    • 実践力:立案した計画を実行する。
  • 処理力
    • 言語的処理力:文章の要旨を把握し、その目的を理解する。
    • 数量的処理力:計算する、グラフ表を読み取る。
  • 思考力
    • 論理的思考力:収集した情報を組み合わせ、分析し、構造的に理解する。
    • 創造的思考力:全くのゼロから思考する。オリジナリティな発想をする。
「コミュニケーション力」は、「基礎力」の分類の中では、「対人基礎力」と呼ぶことがわかる。「対人基礎力」をもう少し詳しく見てみる。「対人基礎力」は以下の三つの力に分類される。
  • 親和力:一緒に働く仲間と信頼関係を築く。
  • 協働力:目標に向けてチームワークを発揮し仕事を進める。
  • 統率力:いわゆるリーダーシップ。組織全体を把握する。
何となく、「対人基礎力」とは何かが、見えてきたような気がしないだろうか。もっとブレイクダウンして、それを手がかりに、君の中から対人基礎力を引っ張り出してみよう!

※次のページで、コミュニケーション力を表現するエピソードを引っ張り出すことを学ぶ!

※基礎力のうち、「対人基礎力」「対自己基礎力」「対課題基礎力」は面接やグループディスカッションで測定されることが多く、「処理力」「思考力」は、SPIなど筆記試験で測定されることが多い。よって、エントリーシートに書くべき自己PRは、「対人基礎力」「対自己基礎力」「対課題基礎力」を書きべきである。

更新日:2008年07月23日

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