大学生の就職活動/大学生の就職活動関連情報

さあ本番!読むべし就職活動キホン本!・1(2ページ目)

就職活動に役立つ本を厳選5冊を紹介!一冊でいいからゆっくりカフェで熟読せよ。自分の就職活動のこれからをゆっくり整理して考える時間を取ろう。本番を迎えれば、そんな時間を取るのは難しくなるのだから。

執筆者:見舘 好隆

就職活動をずっと優しく支えてくれる!

>就職のオキテ
『就職のオキテ』
サカタカツミ ¥1,050(税込) 翔泳社
私宛にこんな質問がよく来る。

「就職活動って、いったいどんなもので、今どうしたら良いのかわからない!」

確かに、会社や大学、親などから、

「エントリーシートを出せ!」
「自己分析した?」
「何をやりたいの?」
「面接の練習をしよう!」
「筆記の勉強した?」
「業界・会社研究講座に参加しよう!」


と言われても、それぞれの作業の位置づけや意味が理解できなければ、やる気も起きないだろう。迷ってしまうだろう。立ちすくんでしまうだろう。

そんな時は、就職活動全体を冷静に一歩引いて眺めてみることだ。そして、もし分からない箇所があったら、誰かに聞くか、解説書を読むしかない。そんな時に助けてくれる本が、本書だ。

『就職のオキテ』は、今さら誰に聞きにくい、就職活動のキホンを優しく教えてくれる本だ。例えば、
  • なぜ働くのか?
  • フリーターではダメなんですか?
  • やりたいことは狭き門。どうすればいいの?
  • 自己分析はなぜ行わなくてはいけないの?
  • 自己分析はどのようにすればいいの?
  • 自分の価値観って、どうやって見つければいい?
  • 企業研究、どうしたらいいの?
  • 良い会社を選ぶ方法は?
  • 面接官は、何を見ているのか?
  • 面接で聞かれることは?
  • 入社してみて、合わないならすぐに転職していい?
  • 仕事人間はイヤ。自分なりのファッションやプライベート重視はできるの?
  • 思い通りの仕事に就けなかったら、どうすればいいの?
こんな素朴な質問、企業はもちろん、大学や親にも聞きにくいだろう。でも、素朴でピュアだからこそ、その問題の答えを出さなければ、前に進めなくなってしまう。そんな危機を救ってくれるこの本は、喩えれば「足元を優しく照らすフットライト」。歩むのは自分だ。問題への答を創り出すのも自分だ。本書には答えは載っていない。でも、ヒントは潤沢に用意されている。きっとみなさんは、そのヒントを用いて、自ら答を引き出すことができるだろう。


たったの1000円。就職活動に必携の辞書だ。買うべし。


※次のページで、ワークシートを使って自分を磨き上げる!名著を紹介!

※書店にたくさん並らんでいる就職マニュアル本のように、答が載っている本は私は好ましく思っていない。精神論を押し付けるタイプも同様。君の未来を、君のことをよく知らない人に託すわけにいかないじゃないか。就職マニュアル本は、君をよく知る、君が信頼できる社会人に修正してもらってから読むのが正しい。現実的に難しいけどね。


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