女性の転職関連情報

更新日:2007年03月12日

敬語の使い方に自信がありますか?

ビジネス 編集部 写真

普段気をつけて使っているつもりでも、やっぱり自信がないという人も多いのではないでしょうか? 正しい敬語の使い方をご紹介します。

この記事はAll About編集部が作成しました

謙譲語II(丁重語):自分の行為などを丁重にのべる言葉

丁重語と美化語
丁重語と美化語の2つが新たに出来ました。
新しく出現した「丁重語」って一体何なのでしょうか?

「小社」、「弊社」など、ビジネスシーンでよく使うこうした表現は、この丁重語にあたります。 その他にも、「参る」、「いたす」、「おる」などもそう。

主に自分側の行為やものごとをあらわす際に、丁重にあらわす言葉です。謙譲語IとIIの違いは、謙譲語Iが、言葉が「向かう先」に対しての敬語である一方、謙譲語IIは言葉の「相手」に対する敬語だということ。

混乱しがちなのは、「伺う」謙譲語Iと「参る」謙譲語IIの使い分け。丁重語は、話の相手に対する敬語なので、例えば、取引先A社の社員と話をしている場合、

・午後からは、B社に伺います。(B社を立てている)
・午後からは、B社に参ります。
(A社に対して丁重に話しているだけで、B社に対しての敬語の意味はなし)

という形になります。

丁重語には、自分側の行為以外にも、例えば、「電車が参ります」というように、立てて表現してもおかしくない「第三者」や「事物」についても使います。

・(A社の社員に向かって)「この後は、弊社に参ります」

なんだか変なのは、分かるけれど、何が間違っているか分かりますか?「弊社」を立てること自体がおかしいので、間違った言い方。「弊社に戻ります」といいましょう。

丁寧語と美化語

■丁寧語
丁寧語は、文字通り、丁寧に述べる言葉。「~です」「~ます」などをさします。「です・ます」よりもさらに丁寧さが増す「~(で)ございます」という表現もあります。

これまで見てみた敬語とは違い、誰を立てるのか、などは考える必要がなく、幅広く使うことができます。

丁重語は丁寧語よりも、より改まった言葉として考えるといいでしょう。

■美化語
「お名刺」、「お写真」、「お弁当」、「ご飯」、「御祝儀」など、言葉の前に「お」や「ご・御」を付けて、相手を立てたり、丁寧に述べるのではなく、美化して表現する際に、用います。

ただし、「お加減」、「お忙しい」などは、相手を立てることになるので、美化語ではなく、尊敬語にあたります。

また、「○○さんがご説明されたとおり」という場合は、尊敬語、「○○さんにご説明いたします」という場合は、謙譲語Iと、立てるべき対象によって変わる場合もあります。

敬語を使い方の注意

敬語は使い方や分類がわかっただけでは、ダメ。いくらきちんと敬語を使えても、そもそもなぜ敬語を使うのかを考えなくてはいけません。例えば、突然、「明日までに、企画書の作成、お願いいたします。」といわれたら、どう感じますか?

「明日までに、企画書を作ってください」という表現よりは、マイルドな感じは受けますが、確かに敬語でお願いをされているけれど、あまり丁寧な印象を受けないですよね。こういうときには、「お忙しい中、申し訳ないんだけれども」や「すいませんが」という言葉を前に付けると、相手に対する配慮を感じられるようになり、ずいぶんと違う印象になります。

また、「~してください」「~お願いします」よりも、「~していただけますか」、「~お願いできますか」と婉曲表現で尋ねられたほうが、より丁寧な感じを受けますよね。

敬語はコミュニケーションを図っていく上では、必要不可欠な円滑油です。ビジネスの上で、相手によい印象を与えたり、逆に悪い印象をあたえてしまったり。是非、この機会にもう一度敬語の使い方を確認しませんか?

■All About女性のキャリア関連記事
訪問時の挨拶&名刺交換は大丈夫?
基本を押さえて、来客にもスマートに対応
それって合ってる? オフィスの敬語
■All About関連記事
あなたはこの言葉を尊敬語で言えますか?
正しいけれど、使わない方がいい敬語とは?

■参考
文化審議会答申 敬語の指針(PDF) 2007年2月2日

(執筆者:水野 順子)

1 2 3
  • 印刷する
  • ブックマークする
  • 携帯に送る
  • ブログに書く

あわせて読みたい

この記事の担当ガイド

写真

ビジネス 編集部

読者によりよいキャリア・仕事のヒントをお届けするために、日々、All About ビジネスの情報を編…

ビジネス・教育関連コミュニティ

北欧好きが、愛用の北欧モノを見せ合うコミュニティ

メルマガ登録

【ビジネスメルマガ】転職・起業・ビジネス実務・スキルアップに関連する、厳選お役立ち情報をお届けします。

ショッピングカタログ

All About モバイル

QRコード

All Aboutがケータイで読める!

オススメ記事をメールでチェック

知識・経験を生かして、記事を書いてみませんか?