文章:楠瀬 誠志郎(All About「ボイストレーニング」旧ガイド)
ビジネスパーソンが腹の底から声を出す必要は無い!?
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| 声が小さいという悩みを持ってボイストレーニングを始めるビジネスパーソンが増えています |
「声が小さい」「大声を出すとすぐにのどが痛くなる」。こうした悩みを抱えて、ボイストレーニングを始める人は多いようです。一般的には、ボイストレーニングの教室に入ると、まず指導されるのが、腹式呼吸と、その呼吸でお腹に声を響かせる腹式発声と呼ばれる発声法です。いわゆる「腹の底から声を出す」発声ですね。
ごく普通に話をする場合、私たちは声帯を震わせて声を出しています。声帯は小さな筋肉なので、音を大きく響かせることはできませんし、使いすぎると痛めてしまいます。そこで、声をお腹に響かせて発声する方法を学ぶわけです。実際、腹式発声を使うと、大きく、よく通る声を出せるようになります。これは歌や演劇のパフォーマーには欠かせない発声法です。
しかし、舞台デビューを目指すわけではない、一般のビジネスパーソンにとってはどうでしょう? 日常のビジネスシーンでも、もちろん大きな声が必要な場面はあります。会議やプレゼンテーションなど大勢の前で話すときに声が後ろの席まで届かなければ困りますし、少人数のミーティングでも、小さな声でぼそぼそと話していては「えっ?何?」と聞き返され、スムーズな会話はできないでしょう。しかし、だからと言って日常生活で、まるで歌手や舞台俳優のような腹式発声をしていては、周囲の人から「うるさい」と嫌がられ、ヘンに思われてしまいますよね。
プロのパフォーマーではなく、一般の人が日常生活の中でいい声を出せるような発声方法はないだろうか。それを探求する中で考案したのが、ここでご紹介する「胸振発声法」です。
ビジネスパーソンにもぴったりとの「胸振発声法」とは? 続きは
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