話し方・伝え方/話し方・話題作りの基本

関係を深める使える話題

会話の糸口を見つけるためには、季節・ニュース・映画などときっかけづくりに使えるネタがあります。今回は、もっと相手との距離を縮めたい時に使える関係を深める話題をご紹介しましょう。

執筆者:立川 亜美

会話の糸口を見つけるために、季節・ニュース・映画などきっかけに使えるネタがあります。それほど親しくない相手ならばそれでもいいのですが、何度も顔を合わせている人に対して同じ話題ばかりでは能がありませんね。
もっと相手との距離を縮めたいとしたら、少し踏み込んだ話題をするほうがいいでしょう。今回は、相手との関係を深めるのに、さりげなく使える話題をご紹介します。

自然に会話しやすい共通のネタ

話題を投げる
かしこまらない所で、さりげなく話題を投げかけるほうがいいですね
挨拶程度の会話ならば自然に出来る関係を築けたら、今度はどんな話に広げていくのがいいでしょう。

「こんにちは。今日はいい天気ですね」
「昨日のニュースでみましたが……」
「テレビで宣伝していた映画ですが……」

このような会話のきっかけ作りが出来るなら、さらに相手との関係を円滑にするために、もう少しプライバシーへ踏み込んだ話をしていきます。

そうは言っても、いきなり根掘り葉掘り聞くと相手は警戒してしまいます。今までとは違う会話のアプローチが必要ですね。そんな時に使えるのが「国民の休日」。たとえば「ゴールデンウィーク」「夏休み」「冬休み」「お正月」といった、誰にも関心を持たれやすい共通のネタです。
休日の話題はプライベートな領域の話です。さり気なく聞くことが出来るのは「特別な国民のイベントの日」だからです。

「先週の休日にはどうしていましたか?」と尋ねるのは、相手との関係によっては唐突になりすぎてしまいます。

ところが……
「ゴールデンウィークですね。何かご予定はあるのですか?」
「夏休みは何日くらい取ることが出来るのですか?」
「お正月は、ご家族とご一緒ですか?」

こんなプライベートな質問でも、不自然な感じを持たれずにさりげなく答えてもらえたりします。それは今までよりも相手のプライベートゾーンに足を入れることが出来たことになります。すると共通の話題も見つけやすくなり、次のタイミングでの会話がスムーズに運びます。
もし相手が話したがらない場合は、決して無理強いせずに話題を変えましょう。プライベートを話したくない、という考えの人もいます。しっかりと反応を見ながら話をすすめていくことが大切です。


次のページで、効果的な話題の使い方をご紹介します。
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます