上司・年上・年下との話し方

更新日:2006年08月26日

成績の悪い部下にかける言葉

思うように成果があげられない部下や後輩に声をかけてあげるとしたら、どういいますか?あなたの一言でますます手のつけられない事態になるかも?!

文章:君塚 由佳(All About「話す技術・伝える技術」旧ガイド)

ある日のミーティング
先輩として、成果の出せない後輩にはやはり何か言ったほうがいいのでしょうが……下手なことを言ってしまうと、ますます悪い結果を呼んでしまうかも?
ある日の午後の営業のミーティングで、それぞれが年末までの営業スケジュールを発表します。あなたの後輩の順番になりました。彼はここ2ヶ月連続で営業成績が月間目標を大きく下回っています。参加者の手前、とりあえず「今月こそはがんばります」とは発表しましたが、課長や先輩たちからは「努力が足りないんじゃないか」「やる気はあるのか」といった厳しい意見が出ました。最悪なことに、「多分、目標は達成できそうにないな。自分は営業に向いていないし」と本人も思っている節があるようです。あなたはなんと声をかけますか?

ネガティブを助長させる「でも」


ミーティング終了後、ついに後輩は「僕は、そもそも就職するときに営業なんて希望していなかったんですよ」と泣き言をいい出しました。
なぐさめるために言ったあなたの一言「まあ、僕も新人の頃はうまくいかなかったよ」その後、 「でも、仕事なんだから、ちゃんと結果を出さなきゃダメなのはわかっているよね?もっと電話をいっぱいするとかさ、資料もちゃんと揃えるとか、トークを工夫するとかすればさ!」 と言ってしまうことはありませんか。

これでは、まるで「お前の努力が足りない」「やる気はあるのか」と責められたミーティングの悪夢の続きです。後輩は追い詰められてしまいます。アドバイスというよりも、「こうしろ!」と強制された気を与えてしまうし、ますます萎縮してやる気も萎えてしまいますよね。こんな状態では、自滅してしまします。
だからといって、後輩や部下がいつまでもネガティブな思考に沈んでいていいわけもありません。それなら、どうすればいいのでしょう?

学びを与える「でも」の使い方


「そうだよね、僕も新人の頃はうまくいかなかったよ」
と、まず共感。ここまでは同じです。ここからが大きな違いとなります。
「でも、今は目標も達成できるようになったよ」
そうつなげることができるのなら、部下は「できるようになったその秘訣はなんだろう?」と考え始めることができるかもしれません。
あなたに質問してくるかもしれないし、自分なりに工夫を始めることができます。
自発的に動くことができれば、今日の仕事はすばらしいスタートを切ることができます。

どこがどう違うの?詳しい解説は次ページへ!
1 2
  • 印刷する
  • ブックマークする
  • 携帯に送る
  • ブログに書く

あわせて読みたい

この記事の担当ガイド

写真

藤田 尚弓

話し方・交渉術の講師として大手企業や大学で活躍。銀座ホステス、営業、起業と多彩なキャリアを持つ。「悪…

続きを読む

ガイドからのお知らせ

住まいには、人の個性がよく現れるもの。同じ空間をどのように使うかで、雰囲気も、快適さも大きく変わってくる。ここでは、「建築家と家を建てる」ガイド の川畑博哉氏が厳選した10軒を紹介し、建築家それぞれのこだわりのポイントを紹介しよう。建築のプロたちが考え出した、マネしたくなるアイデアが満載! さぁ、いますぐチェック!

ビジネス・教育関連コミュニティ

北欧好きが、愛用の北欧モノを見せ合うコミュニティ

メルマガ登録

【ビジネスメルマガ】転職・起業・ビジネス実務・スキルアップに関連する、厳選お役立ち情報をお届けします。

ショッピングカタログ

All About ウェブマガジン

女性向け

雨が楽しくなる!レイングッズ15

男性向け

マネしたくなるアイデア住宅

All About モバイル

QRコード

All Aboutがケータイで読める!

オススメ記事をメールでチェック

知識・経験を生かして、記事を書いてみませんか?