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意外と趣味人? 富士山マガジン西野社長(2ページ目)

富士山マガジンサービス西野社長は、Amazon日本創業者であり、日本初の雑誌定期購読エージェンシーを立ち上げている。意外にもその素顔は、音楽をこよなく愛する趣味人である。

執筆者:角田 正隆

明け方まで演奏に没頭


西野:
『WHAT YOU WON'T DO FOR LOVE』』Bobby Caldwell
『WHAT YOU WON'T DO FOR LOVE』Bobby Caldwell

音楽は1日中聞いてますよ。職場でも社員を含めてみんな好きな音楽を聴ける環境ですし、音楽のない時間はほとんどありません。明日はクイーンが20年振りの来日するので、もちろん聴きに行く予定です(笑)。南青山の「ブルーノート東京」にもよく行きます。先日のBobby Caldwellは圧巻でした。これからBoz ScaggsMarcus Millerがやって来ます。

でも、どちらかというと聴くより、自分で演奏する方が好きなんです。自宅にキーボードやギターを置いてあって、気分転換のつもりが、明け方まで演奏に没頭するときもあります。平日、熱中し過ぎると、次の日に響くんだけど(笑)。

ガイド:
本当に楽器はいいですよね。演奏している間は、余計なこと一切考えないじゃないですか。実は僕もジャンルは違うんですが、学生時代に「琴古流尺八」を習っていたんです。

西野:
そういう日本の楽器もいいですね。

ガイド:
実は尺八でジャズをやる外国人とかもいるんです。それでつなげられるかと思ったんですが、ちょっと話の展開に無理があったかもしれません(笑)。

アマゾン日本創業者の愛読書



ところで西野社長は、アマゾン日本版のJapan founder(日本創業者)としてAmazon.co.jpを立ち上げました。ですからきっと、読書にもひと言あると思ったのですが。

西野:
『V字回復の経営』三枝匡著 

読む本はビジネス書が多いですね。少し前の本になりますが、ミスミ三枝匡社長の本は、ダントツに面白かったです。三枝氏は、ボストン・コンサルティング・グループを経て個人事務所を開業。その後、危機的状況に陥った企業を見事に再建させた実績があります。彼の本を読むとそうした経営経験が、疑似体験できるんです。レベルの低いMBAのケース(事例)よりは、彼の本を読んだ方が全然役に立つときもあると思う。

ガイド:
三枝氏を絶賛する人は多いですね。現在のお仕事の関係で、雑誌を読んでリラックスしたり、ビジネスのアイデアを練ることも多いのでは?


>富士山マガジンサービス西野社長の愛読誌とは?

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