免震構造と制震構造、地震に強いのはどっち?
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| 現在の塔状建物は超高強度コンクリートを使った鉄筋コンクリート造が主流。免震構造の条件に合うものもあります。 |
【適している建物形状】
■免震構造
・重くて硬い建物。
マンションに多い鉄筋コンクリート造に向きます。
・塔状比(建物高さ/幅)が、4以下の建物が向きます。
■制震構造
・軽くてやわらかい建物。
耐震壁がついている建物には不向きです。
・塔状建物です。風ゆれ対策などに効果を発揮します。
【耐震性能】
■免震構造
・耐震構造の1/3~1/5(半分以下)に地震の力を軽減します。
・ゆっくりゆれるため家具や設備等の転倒・破壊を防ぎます。
■制震構造
・耐震構造の70%~80%の地震の力を軽減します。
・激しくゆれるため家具や設備等の転倒・破壊の恐れがあります。
【竣工後のメンテナンス】
■免震構造
・定期点検および臨時点検が必要です
■制震構造
・点検フリーです。
【主な注意点】
■免震構造
・建設コストが5%程度高くなります。建物の階数が増えると差が縮まります。
・積層ゴムの部分が動くため敷地周辺に40cm~50cm程度の余裕が必要です。
・軟弱地盤には向きません
■制震構造
・制震装置をつける位置や数に十分配慮する必要があります。
地震対策では免震構造が一歩リード
これらの新しい構造システムがどの程度の効果を発揮するのかは、発生する地震の規模や震源からの距離など様々な要因が関係するため一概に言えません。
しかし、横ゆれに関して「揺れをカットする」という効果が認められている免震構造の建物は、やはり安心感が違うと思います。ただし、建物の形状や地盤の状態によっては効果をあまり発揮しない場合もあるため、「免震構造でない建物」が即NGだと単純に考えない方が良いでしょう。
建物だけに頼らずに個人でも地震対策を!!
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| 地震対策がしっかりとってある住まいは自分自身の目で選ばなければなりません。 |
大きな地震があるたびに構造の基準を見直し、世界的に見ても地震対策が進んでいるわが国ですが、地震という自然がもたらす災害を完全に人間の力でカバーすることはどんな技術をもっても難しいのです。まだまだ地震対策は発展する必要があります。
耐震性の高いマンションを選ぶこととともに、日ごろから室内の家具転倒防止対策を行い、防災グッズを準備しておくなど、私たちが個人レベルで出来る対策も取っておくことが大切です。
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