マンション設計に携わった経験を数多く持つ一級建築士が、住まいの性能を解説。
中古住宅購入
更新日:2011年05月30日
東日本大震災を経てこれからの住宅購入は耐震性が大きなポイントとなります。中古住宅の購入を検討する場合も、耐震性はもちろんその他の性能もしっかりチェックしてください。中古住宅の耐震性・性能チェックリストを作りましたので参考にご覧ください。
良質の中古物件を見極められるかどうかが中古住宅購入の成功のカギです!
中古住宅の購入は、同じ予算でもより便利な立地、より広い面積の物件が購入できるなどのメリットがあります。しかし、中古住宅は建設中の様子を見ておらず、竣工してから月日が経っているためその分しっかりチェックをして購入することが大切です。
今回は中古住宅購入のための性能チェックリストを作りました。東日本大震災を受けて耐震性の部分を強化してあります。ぜひ参考にご覧ください。
まずは耐震性のチェックリスト20項目を挙げます。
□比較的新しい造成地で盛土である
または同じ敷地内で盛土と切土が混在している
□崖地の崖のそば、または昔田畑だった場所である
□坂を下りきった低地、または水路、川、池、沼がそばにある
□敷地周囲の擁壁や塀にひび割れ、傾きが見られる
□敷地周辺の道に亀裂や陥没の跡がある。電柱が斜めになっているところがある
□1981年(昭和56年)6月1日以前に建てられた建物である
□基礎、外壁、内壁などに大きなヒビがある
□基礎が連続したコンクリート製ではない
□床が傾斜していてビー玉をおくと転がる
□玄関や室内扉、窓のたてつけが悪い
□雨漏りの跡がある
□床下にシロアリの被害がある
□屋根が重い瓦でできている
□建物の平面形状が複雑でデコボコしている
□2階がオーバーハンチングしている(下に壁や柱がない)
□建物の四隅に柱や壁がない
□1階の間口が狭く、間口いっぱいに駐車場などの大きな開口部がある
□室内に大きな吹抜けがある
□増改築を繰り返した跡がある
□増改築の際に確認申請を出していない(違法建築物)
以上のチェック項目は耐震性に関する大切で重要な項目です。該当する項目が多数ある場合や、該当数が少なくても不安を感じた時は耐震診断を受けたり専門家に相談することをお勧めします。
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