テキストの配置・装飾 (HTML,CSS)

更新日:2006年02月09日

1行内に左寄せと右寄せを同時に書きたい

1行内に「左寄せ文字列」と「右寄せ文字列」を混在させたいと思ったことはありませんか? 通常、1行は左寄せか右寄せのどちらか一方しか指定できません。しかし、スタイルシートを使えば、両方の混在が可能です。

左寄せと右寄せを同時に使いたい

同じ行内に「左寄せの文字列」と「右寄せの文字列」を混在させたいと思ったことはありませんか? 「左寄せ」や「右寄せ」は、スタイルシートのtext-alignプロパティで簡単に実現できますね。 でも、できるのは1行単位で「左寄せ」するか「右寄せ」するかだけです。同一行内に「左寄せ部分」と「右寄せ部分」の両方を作ることはできません。

そんなときは、floatプロパティを活用しましょう。 floatプロパティを1つ書き加えるだけで、簡単に「左寄せ」と「右寄せ」を同一行内に混在させられます。

左寄せと右寄せを同一行内に配置した例

例えば、次のようなデザインを考えてみましょう。
タイトルは左寄せ、日付は右寄せになっていて、どちらも同じ行内にあります。

◆ホームページ作成入門
2006年2月9日

このような囲みはよく使われるデザインですね。上記の「タイトルバー」部分に注目して下さい。タイトルバーは1行で構成されていますね。 タイトルの文字列「◆ホームページ作成入門」は左寄せになっていて、日付の文字列「2006年2月9日」は右寄せになっています。 このように同一行内で左寄せと右寄せを混在させられると、スペースの節約になったり、デザインの幅(選択肢)が広がったりします。

※ウインドウの横幅を様々に変えて確認してみると、ちゃんと日付が「右寄せ」されていることがよく分かります。

左寄せ・右寄せの方法

スタイルシートで、「左寄せ」や「右寄せ」を行うには、text-alignプロパティを使います。 text-alignプロパティの値に「left」を指定すると左寄せ、「right」を指定すると右寄せ、「center」を指定するとセンタリングになります。
まずは、このtext-alignプロパティだけを使って、先ほどのデザインを作ってみましょう。

HTMLを次のように記述しておきます。(スタイルを適用できるように、各div要素にクラス名を付加しています。)
※長くなるのでタイトル部分のみのソースを掲載

<div class="titlebar">
   <div class="subject">◆ホームページ作成入門</div>
   <div class="date">2006年2月9日</div>
</div>

このHTMLに対して、タイトル部分は左寄せ、日付部分は右寄せのスタイルを記述してみます。

div.subject { text-align: left; }
div.date { text-align: right; }
div.titlebar {
   background-color:#cc0000; color:white;
   font-weight:bold; padding:0.1em;
}

1行目は左寄せ、2行目は右寄せ、3行目以降はバーを作るスタイル(背景・文字色、太字、余白の指定)です。
※何も指定しなければ標準で左寄せになりますから、1行目のスタイル「text-align: left;」は記述しなくても同じです。

これを表示すると、次のようになります。

◆ホームページ作成入門
2006年2月9日

左寄せと右寄せは正しくできていますが、2行に分かれていますね。 これを1行に合体させられれば、望みのデザイン(左寄せと右寄せを同一行内に混在)ができあがります。

左寄せと右寄せを同一行内に混在させる方法

左寄せしている行と右寄せしている行の2つを1行に合体させるには、先ほどのスタイルシートに floatプロパティを書き加えます。

div.subject {
   text-align: left;
   float: left;
}
div.date {
   text-align: right;
}
div.titlebar {
   background-color:#cc0000; color:white;
   font-weight:bold; padding:0.1em;
}

見やすくするために改行を加えたのでソースが長くなったように感じられますが、書き加えたのは「float: left;」というスタイルだけです。

このスタイルシートを使って、先ほどと同じHTMLを表示させると、次のようになります。

◆ホームページ作成入門
2006年2月9日

さきほど2行に分かれていた行が、1行に合体しましたね。

floatプロパティの効果

floatプロパティには、値「left」と「right」を指定することができます。先ほどの例では「left」を指定しました。
floatプロパティに値「left」を指定すると、「それ自身を左端に寄せ、続く内容を右側に回り込ませる」というレイアウトを実現できます。

つまり、タイトル部分「◆ホームページ作成入門」が左端に寄り、右側にできた空間に、次の行の内容(日付「2006年2月9日」)が回り込むので、元々2行だったものが1行に見えるようになるわけです。

おわりに

今回は、floatプロパティを活用して、左寄せと右寄せを同一行内に混在させる方法をご紹介致しました。 いろいろ活用場面が考えられると思いますので、ぜひご活用下さい。

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この記事の担当ガイド

写真

西村 文宏

関西大学大学院 総合情報学研究科 博士課程にて情報学を学ぶ傍ら、ホームページに関する書籍の執筆や企業…

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住まいには、人の個性がよく現れるもの。同じ空間をどのように使うかで、雰囲気も、快適さも大きく変わってくる。ここでは、「建築家と家を建てる」ガイド の川畑博哉氏が厳選した10軒を紹介し、建築家それぞれのこだわりのポイントを紹介しよう。建築のプロたちが考え出した、マネしたくなるアイデアが満載! さぁ、いますぐチェック!

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