民族色がありながらも、意外なほど落ち着く大人の空間
世界にはお国柄を反映したパンがたくさんありますが、アンデスのパン、ペルーのパンって想像がつきますか?
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ペルー風豚肉の唐揚げ「チチャロン デ チャンチョ」。ペルー料理でこれははずせない一品。2009年7月、なんとこの想像しがたいほどのかの地、アンデスのパンが食べられるお店が恵比寿と代官山の中間にオープンした。その名もペルー料理「ミラフローレス」。南米料理好きのかたは、ピンとこられたかたもいらっしゃいますよね?そう、以前このサイトでも紹介した、渋谷のコチラのお店の姉妹店である。
恵比寿と代官山の駅からともに徒歩5分。個性的な店が立ち並ぶ坂道の一角に、ひかえめに構える「ミラフローレス」2号店。こちらは渋谷店とは雰囲気が異なり、民族色が感じられながらも洗練された大人の空間。12名まで収容できる個室と8名用の半個室があり、かなり使い勝手のよい店内となっている。(店内の様子はコチラをご参考に。)
アンデスのパンが食べられる貴重な店
料理は渋谷店とほとんど変わらないのだが、唯一差別化をはかっていることといえば、アンデスのパンを提供していることだ。この恵比寿店では厨房が広いため、パンを焼くための釜が設けられているのである。
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ペルーのパン焼き場。形は無骨ながら、口にするとじんわりとおいしさが広がるペルーパン。 |
ペルーでは、パンといってもいろいろなタイプがあるのだが、よく見かけるものは、丸くて平たいパン。アンデスではこれを揚げたりすることもあるようだが、こちらのお店ではさっぱりといただけるよう、またさまざまな料理とあわせられるように、丸くて平たい焼きパンを提供している。