京都グルメ/京都の和食

祇園 末友(5ページ目)

「祇園花霞」の初代料理長である末友久史氏が、約一年の準備期間を経て、ついに今年2月「祇園 末友」を開店! 華やかで美味しい夜2万円コースから御紹介します。

執筆者:麻生 玲央

・焼物
プレゼン。
伊勢海老はもちろんまだ生きてます。
焼物は炭火焼きということで、焼く前に、まずドーン!と「活け伊勢海老」と「筍」がプレゼンされ、ここで期待と食欲のボルテージはマックス状態。これらの厳選食材を紅鉢風炉で焼き上げていくわけです。

紅鉢風炉で香ばしく焼き上げられます。
紅鉢風炉で香ばしく焼き上げられます。
ご主人自ら、目の前で焼かれるので、香りもご馳走なのです。部屋中に「伊勢海老」と、土佐醤油を刷毛で塗った「筍」の香ばしい匂いが流れ出します。

伊勢海老。
プリップリの半生食感。
また、伊勢海老の付け塩は、能登の塩を細かくすり潰してあり、身肉にとても馴染みやすい! こういった気遣いが一流ならではの一仕事。身汁を抱え込んだ半生状態の伊勢海老は、ぷりんぷりん&むっちむち食感!

筍。
九州産の筍とのこと。
「筍」も大ぶりで、春満開の美味しさ。山と海の幸が一堂に供されるダイナミックな旨さは、インパクト抜群です。
次ページでは、鍋料理を御紹介します
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