フレンチ/オーベルジュ

ヴィラ・デル・ソル(熱海)

太陽の館と呼ばれる歴史ある洋館。ここにはまさに夜明けの太陽と豊富な魚介類をふんだんに使った誠実なフランス料理の世界が広がっていた。

嶋 啓祐

執筆者:嶋 啓祐

フレンチガイド

熱海

魚料理尽くしのプレ・メインディッシュとして運ばれた伊勢海老のグリエ。ガストロノミー時代にこれと言って特に驚く料理ではない。しかし研ぎ澄まされた名刀のように余計な飾りは一切なく、ただ味覚をこれ以上ないほどに刺激する「ソース」にこの歴史あるオーヴェルジュの胆力を見た気がする。
エントランス
個人の洋館に呼ばれたような非日常がある

ヴィラ・デル・ソル、太陽の館。それは徳川頼倫が1908年に東京は麻布飯倉に建てた西洋図書館、南葵(なんき)文庫としてその歴史をスタートさせる。その後、激動の時代を生き延び、1987年に伊豆に移築され、未だその時代の空気をしたためる。

ここで過ごした時間をひと言でいうと、「完璧ではないゆるやかな贅沢さ」を味わうことができることだろうか。
サロン
チェックイン後はここでのんびりお茶を楽しみたい。
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