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全米オープンの記憶再び…シーモアパター(3ページ目)

99年全米オープンでの劇的な勝利後、飛行機事故によって42歳の若さで急逝したペイン・スチュアート。彼の愛用したパター「SEE MORE(シーモア)」が、再び注目されています。

児山 和弘

執筆者:児山 和弘

ゴルフガイド

パッティングに悩んでいるなら「SEE MORE(シーモア)」

シーモア独自のRST(ライフルスコープテクノロジー)を採用した、100%ミルドパター「m1」
1999年全米オープン、パットを入れまくったペイン・スチュアートがシャフトの先が黒くなった奇妙なパターを使っていたことを記憶しているゴルファーも多いはず。2007年マスターズ、当時まだ無名に近かったザック・ジョンソンが優勝した時、やはり同じようなパターを使用していたのに気づいた方もいるかもしれません。

その印象的なパターが、「SEE MORE(シーモア)」。1999年全米オープンで一躍有名になった後、いくつかの新製品を発売したものの、その後数年間は実質的に活動を休止していました。しかし、2007年に再出発、意欲的なプロダクツが多数登場しています。

「SEE MORE(シーモア)」の最大の特徴が、ライフルスコープ・テクノロジー(RST) と呼ばれるもの。シャフトをまっすぐに構え、シャフト先端の黒い部分でパターヘッドの赤いドットマークを隠すことで、まっすぐに構えているかを毎回確認してセットアップできます。ペイン・スチュアートもその都度、確認してパッティングしていたことが思い出されます。

「SEE MORE(シーモア)」は、ハンドファースト(フェース面よりグリップが前に出る状態)の度合が大きい方など、パッティングスタイルが特徴的な型を除けば、精神的な安心感も含めてパッティング成功に大きく寄与してくれそうです。ツアーでの使用率も向上しており、特徴的な黒いシャフト先端をTV中継で見ることも多くなりました。

現在は、独自のライフルスコープ・テクノロジーはそのままに100%ミルド製法による品質の高いモデルも続々とラインナップされています。パッティングに悩みを抱えるゴルファーには試してみてほしいモデルです。

全米オープンの季節になる度、またシーモアパターを見たり使ったりする度に、きっとゴルファーはペイン・スチュアートに思いを馳せることでしょう。



<関連リンク>
シーモア パター
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