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デンゼル・ワシントン来日直撃インタビュー(5ページ目)

映画『サブウェイ123 激突』(9/4公開)で来日したオスカー俳優デンゼル・ワシントンの1日をフル取材。熱烈ファンのライターによる直撃インタビューも実現! 取材後記やトリビアも含めファン必読の内容です。

執筆者:南 樹里

デンゼル・ワシントン取材後記[2]

 
映画『サブウェイ123 激突』デンゼル・ワシントン来日直撃インタビュー
ユーモアとホスピタリティに溢れた優しく温かな人柄が垣間見られました
舞台あいさつに続いたフォトセッションでは、後ろを向いておどけてみせたり、ここでもユーモアとホスピタリティに溢れた優しく温かな人柄が垣間見られました。その後、劇場の外に出たところ、エレベーター前で出待ちしていたファンに囲まれ、サインに応じているデンゼル・ワシントンを目撃。筆者が近づくと「you!」と笑顔で声をかけてくれたのです。すかさず手をさしのべて、最後にしっかりと握手を交わしました。

国立競技場駅のイベントでも、デンゼル・ワシントンは自らファンのそばに歩み寄って握手に応じていました。ハリウッドの第一線で活躍を続ける世界的な大スターで2度オスカーに輝いた名優がこんなに気さくだなんて。セレブ然とした所が全くなくて、メディアやファン、周囲の人々と同じ目線でオープンに接している姿に感動を受けました。インタビューで「私は普通の人間」と繰り返し言っていたことが印象深かったのですが、仕事を離れると家族想いのよき父親として、地に足のついた生活をしている姿が想像できます。

LAから前日夜に到着して実質わずか2日間という短い滞在。タイトなスケジュールで疲れているはずですが、そんな顔は全く見せず、質問に丁寧にユーモアを交えて答えてくれたプロ意識。そして温厚な人柄。誠実で真摯で、ファンやメディアなど周囲への思いやりと気配りがあって、とことん人を楽しませてくれる。そんな彼の多面的な魅力が、取材を通して肌で感じられました。 そして ファンの1人として、夢のような体験と幸せな時間を、本当にありがとう!

 

【トリビア】デンゼル・ワシントンの好きなもの

  1. リサーチ
    リサーチが好きなデンゼル・ワシントンは、いつも役作りで入念なリサーチをする。今回もニューヨーク地下鉄の運行管理官に取材をして熱心に話を聞いた。彼の素晴らしい演技は、こうした見えない努力の賜。
  2. 天ぷら
    「日本食は全部好き。特に大好きなのが天ぷらだよ。美味しいお店を教えて」と舞台挨拶で語っていた。でも食べ過ぎるとけっこう高カロリーだから、注意して。
  3. イチロー
    スポーツは、するのも観るのも好きなデンゼル・ワシントン。ニューヨーク・ヤンキーズのファンで、 「マツイも大好きだけどイチローがいてくれたらな。イチローにヤンキーズにきてほしいよ」と発言。たしかに……。
取材・文:丸山けいこ

Interview with Denzel Washington on "THE TAKING OF PELHAM 123"

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