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東大で行われた初音ミクのイベント

3月10日、「CGMの現在と未来:初音ミク、ニコニコ動画、ピアプロの切り拓いた世界」と題されたイベントが開催され、700人近い人が集まり、参加してきました。DTM視点で見たその内容を紹介しましょう。

藤本 健

執筆者:藤本 健

DTM・デジタルレコーディングガイド

700人の会場がほぼ万席になった初音ミク&ニコ動イベント

CGMの現在と未来:初音ミク、ニコニコ動画、ピアプロの切り拓いた世界
初音ミクのイベントは東京大学・安田講堂の隣の棟で開催された
3月10日、東京大学の入試合格の発表日、本郷キャンパスにおいて、ちょっとユニークなイベントがありました。それは情報処理学会創立50周年記念(第72回)全国大会の特別セッションとして開催されたもの。タイトルは
   CGMの現在と未来:
   初音ミク、ニコニコ動画、ピアプロの切り拓いた世界

というものです。

このイベント、いろいろなWebサイトや雑誌などで広報されていたので、ご存知だった方、また実際に参加された方も多かったかもしれません。私自身は、情報処理学会 音楽情報科学研究会のメーリングリストでこのことを知り、すぐに申し込みました。


CGMの現在と未来:初音ミク、ニコニコ動画、ピアプロの切り拓いた世界
約700名が入るという教室はほぼ満席状態となった
案内には「法文1号館25教室」と書かれていたので、数十人の入る教室なのかなと思って、実際に会場に入ってビックリ。700人くらい入るという会場が、開始30分前にはかなりの人数がおり、実際スタートするとほぼ満席という状況になったのです。

一方、もうひとつすごいなと感じたのは、この会場から動画やTwitterでの生中継が行われていたこと。ニコニコ生放送、Ustreamでの放送が行われるとともに、ステージの右側にはニコニコ生放送の放送画面が映し出されていました。会場にいながら、そこに書き込まれていくコメントが見えるのは、面白いなぁ、と。
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