DTM基礎知識

更新日:2008年05月22日

ACIDでDTMをはじめよう!

SONYブランドのDTMソフト、ACID(アシッド)をご存知ですか? このソフトはDTM経験はもちろん楽器を使ったこともなく、譜面なども読めない人でも簡単に使えるとても楽しいソフトです。

ループシーケンサというカテゴリーを生み出したソフト

ACID Music Studio 7
1998年にループシーケンサという概念を打ち出したACID
みなさんは、SONYブランドのDTMソフト、ACID(アシッド)をご存知ですか? 正確にはSONY Creative SoftwareというSONYグループの中のアメリカの子会社が作ったソフトですが、10年ほどの歴史を持つ著名なソフトです。

もともとはSonicFoundryという会社が開発し、その会社ごとSONYに買収されたという経緯を持つのですが、ACIDの登場は、まさにDTMの革命ともいうべきことだったのです。そう、いまでは当然のように使われているループシーケンサという概念を打ち出したソフトだったからです。

すでにオーディオのレコーディング、編集、ミキシングができるソフトはありましたが、オーディオのループ素材を部品のように組み合わせて簡単に曲を作れてしまうループシーケンサ、ACIDは本当に画期的なものでした。

ループシーケンサとは

ACID Music Studio 7
ループシーケンサとはループ素材を並べるだけで簡単に曲が作れるソフトのこと
ACIDやループシーケンサというものをご存知ない方のために、簡単に紹介しておきましょう。詳細については、以前、DTM用語の基礎知識として「ループシーケンサって何だ!?」という記事で紹介しているので、そちらもぜひ読んでいただきたいのですが、これはループ素材と呼ばれる1小節~4小節程度のオーディオデータをブロックのように組み合わせるだけで音楽ができてしまう、というツールです。

各素材は、2小節分のドラムパートであったり、1小節分のシンセベースの音、4小節分のギターのバッキングであったりするのですが、適当に気に入った音を並べるだけで曲になってしまうのです。もちろん、ここには音楽的な知識も必要なければ、演奏技術もいりません。単に気に入った音を並べればいいだけなのです。

そしてすごいのは、ギターとピアノ、ベースの音程(コード)がばらばらであったとしても、並べた瞬間にピッタリマッチしてしまうのです。また、それぞれのテンポがバラバラであっても、これもピッタリ合ってしまうのです。

また、組み合わせてからテンポや音程を変化させることもできるし、もっと気に入った素材があれば、どんどん追加したり、差し替えたりすることもできるのです。

このACIDで生まれたループシーケンサという考え方は、ほとんどすべてのDAWにも搭載されるともに、MacのGarageBandのような初心者向けのソフトとして登場したりしているのです。
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藤本 健

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