11月も中旬に入り、日本列島のあちこちで紅葉・黄葉の便りが届く頃になりました。
関東地方でも標高の高い所の紅葉は終わりつつありますが、これから少しずつ紅葉が楽しめる場所が増えてきます。そんな中から今回は茨城県より、紅葉の名所として知られる袋田の滝をご紹介します。
日本三名瀑の一つにも数えられる素晴らしい景観を持つ袋田の滝の周辺では美しい紅葉・黄葉を楽しむことができますよ。
日本三名瀑の一つに数えられる美しい滝
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| トンネルの一番奥にある観瀑台から眺める袋田の滝。4つの段差を糸がひくように流れ落ちる美しい滝です(2007年11月17日撮影) |
袋田の滝(
Yahoo! 地図情報)は、茨城県北西部の大子(だいご)町にある滝です。茨城県内を流れて太平洋に注ぐ久慈川の支流、滝川にあり、幅73メートル、長さ120メートルに渡る大きな滝です。
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| 袋田の滝を川の下流にかかる橋から見上げます。どの角度から眺めても絵になる滝ですね(2007年11月17日撮影) |
袋田の滝の特徴は、大きな岩壁が作り出した4つの段差を川の水がまるで糸をひくように美しく流れ落ちていること。その美しさから日本の滝百選はもちろんのこと、華厳の滝(栃木県)、
那智の滝(和歌山県)と共に「日本三名瀑」とまで称されています。
大子町は山間にあることから、冬は特に冷え込みます。そのため袋田の滝を流れる川の水が結氷してしまい、真っ白になるとのこと。また夏の新緑や秋の紅葉との組み合わせの景色も見応えがありますね。
この地を訪れた歌人、西行法師が「四季に一度ずつ来てみなければ本当の良さがわからない」と褒め称えたことから袋田の滝は「四度の滝」という別名を持っています。この「四度の滝」には、"4段に流れ落ちる滝"という意味も込められているとのことです。
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| 観瀑台に行くための袋田の滝トンネルの入口(2007年11月17日撮影) |
それでは、袋田の滝へ行ってみましょう。
袋田の滝を正面から見ることができる観瀑台は、バス停留所や駐車場のあるエリアから少し歩く形になります。滝川の上流に向かって右側は川を眺めながら歩ける遊歩道、左側は観瀑台までの近道となる袋田の滝トンネルを通り抜けます。
観瀑台は袋田の滝トンネルの一番奥に位置しており、右側の遊歩道を歩いて来た人も、観瀑台に行くには吊り橋を渡ってトンネルの中に入る必要があります。
観瀑台を含めたトンネル内は有料エリアになるのですが、観瀑台から正面に望む袋田の滝の美しさは必見。思わず息を飲むほどです。
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| 観瀑台と袋田の滝をセットで。2008年9月には、40メートル以上高い位置から滝を鑑賞できる新観瀑台が完成しました(2007年11月17日撮影) |
今まで袋田の滝を正面から望む観瀑台は一つしかなかったのですが、2008年9月に新たな観瀑台が完成しました。
今までの観瀑台の位置では、4段ある袋田の滝の一番上の段が見えなかったのですが、新観瀑台は今までの観瀑台の裏側より2台のエレベーターで40メートルほど登った位置に作られていて、袋田の滝の全景を高い位置から見下ろすことができるようになったとのことです。
もちろん今までの観瀑台も従来どおり利用できるとのことで、新旧の観瀑台からの滝の眺めを見比べてみるのも楽しそうですね。