雑誌の旅行特集やテレビの旅番組などを見ていた時、その場所が気になって「死ぬまでに一度は行ってみたい……」と思ったことはありませんか?
誰しも逃れることができない天界へのお迎え、あまり考えたくないことではありますが、いざタイムリミットが決まってしまったら、現世に悔いは残したくないもの。大切な人と一緒に残された時間を使って気になった場所へ出かけ、思い出をたくさん作ってから天界へ旅立てることができれば、それは一つの幸せの形と言えるのではないでしょうか?
そんな視点の元に、今回は
「行かずに、見ずに死ねない名所・旧跡」のベスト5をガイドにて選んでみました。人生の最後、心に焼き付けるのには十分な名所・旧跡ばかりです。
第5位:熊野那智大社と那智の滝(和歌山県)
世界遺産でもある那智の滝と青岸渡寺の三重塔。熊野詣をした、いにしえの人々はこの風景をどのような思いで眺めたことでしょう(1997年5月撮影)
「行かずに、見ずに死ねない名所・旧跡」
第5位は、近畿地方・和歌山県から
熊野那智大社と那智の滝(
Yahoo! 地図情報)。
熊野那智大社の鳥居。この石段の上に本殿があります(1997年5月撮影)
紀伊半島には、高野山、吉野・大峯山、熊野三山という3つの山岳霊場があり、遙か昔から多くの人の信仰を集めています。
霊場に向かう参詣のための道も、紀伊半島の豊かな自然に包まれていることから、霊場への参詣=神様のいる領域へ足を踏み込む……という特別な旅の目的地となりました。
そんな山岳霊場への信仰と霊場に作られた各寺社の歴史ある建築物、そして参詣道と一体化した紀伊半島の大自然が評価され、2004年には
「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界文化遺産に登録、世界が価値を認めた貴重な場所となっています。
日本三大名瀑、那智の滝。自然の偉大さに感銘を受けます(1997年5月撮影)
紀伊山地の山岳霊場の一つ、熊野三山は、熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社からなり、離れている三つの社を巡礼として巡る熊野詣の舞台。熊野詣に使う参詣道も熊野古道として、今でも一部が当時の雰囲気のまま残っていて、実際に歩けます。
三つの社の中で
熊野那智大社は、日本三大名瀑の一つに数えられる那智の滝を神域に抱える神社。落差113メートルを誇る
那智の滝は、熊野那智大社の別宮である飛瀧神社のご神体として崇められており、滝の間近へ近づくことも可能。
また熊野那智大社の隣にある那智山青岸渡寺(せいがんとじ)からは、朱色に輝く青岸渡寺の三重塔と那智の滝をセットでみることができるので、神社の荘厳な雰囲気を体感しつつ自然の偉大さを感じられる素晴らしい名所・旧跡なのです。
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| 第5位:熊野那智大社と那智の滝(和歌山県) |
■熊野那智大社と那智の滝へのアプローチ
- 地図:Yahoo! 地図情報
- 公共交通機関の場合
<鉄道>
東海道新幹線で名古屋へ。JR東海 特急「ワイドビュー南紀」で紀伊勝浦駅下車。熊野交通バス 那智山行きで終点(神社お寺前駐車場)下車。
または東海道新幹線で新大阪へ向かい、JR西日本 特急「オーシャンアロー」または「スーパーくろしお」で紀伊勝浦駅下車。
<飛行機>
南紀白浜空港より、白浜駅・紀伊田辺駅行きの空港連絡バスで白浜駅へ。白浜駅からはJR西日本 特急「オーシャンアロー」または「スーパーくろしお」で紀伊勝浦駅下車。
白浜空港から熊野本宮大社を経由して新宮駅に向かう明光バス「熊野古道スーパーエクスプレス」も活用できます。
<高速バス>
大宮、東京・池袋駅東口と勝浦温泉を結ぶ高速バス(三重交通バス、西武バスの共同運行)に乗車し、勝浦温泉下車。紀伊勝浦駅まで歩いた後、熊野交通バスで那智山へ。
- 車の場合
東名高速から伊勢湾岸自動車道、東名阪自動車道、伊勢自動車道を経由して国道42号線を那智勝浦町まで進む。那智駅前交差点を那智山方面へ。
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