中国の季節。いつ旅行にいくのがいい?
大全長8851.8kmという世界一大きな遺跡を有す中国
中国に住んでいると、つくづく「大きな国だ」と感じます。実際、中国の国土面積は約960万平方キロと、アジア最大、世界ではロシア、
カナダに次ぐ3番目に大きな国なのです。これだけの大きな国なのですから、地域ごとで気候はまったく異なります。しかも、中国では最多数の人口を誇る漢族を筆頭に、チワン族、満族、回族、ミャオ族、ウイグル族など56種の民族が生活。同じ中国といえども、気候、街並み、言葉、文化習慣……そのすべてが同じではありません。
なので「中国に行こう!」となった時、目的地によって、服装などの準備がぜんぜん違ってきます。中国旅行を思い立ったら、まず、このページで中国の季節感をつかんでください。また、あわせて年間行事や各地の楽しいイベントも紹介していますので、目的地や出発日を決める参考にどうぞ。
中国の国土 巨大なニワトリ
喉元が北京、腹部が上海という巨大なニワトリ型の中国
中国の地図を眺めていると、ある形に似ていることに気づきます。中国では国土の形を“ニワトリ”と表現しています。右上がニワトリの頭、左が尻尾、ニワトリの喉元部分が北京というわけです。このニワトリはとても巨大で、南北は、北の黒竜江省から南の海南省まで約5500キロ、東西は、東の黒竜江省から西の新疆ウイグル自治区まで約5000キロ。ちなみに日本列島の長さは直線距離で約3000キロ、本州の最大幅が約300キロですから、中国がいかに大きいか分かりますよね。
中国の季節 北はコート必須でも南は半袖でOK
中国のハワイといわれる海南島は冬でも20度を下回らない
中国は南から北へ熱帯、亜熱帯、暖温帯、温帯、寒温帯という5つの気候帯に分かれています。降水量の差も大きく、東南部から西北部に向けて次第に少なくなっていきます。つまり、北方ではコートを着るぐらい寒いのに、南方では半袖でOK、西は空っ風が吹き荒れ乾燥しているのに、東はジメジメといった大きな地域差が存在するのです。
時差 日本との時差はマイナス1時間
日本との時差はマイナス1時間。例えば日本が12時の時に
中国は11時ということになります。サマータイム、国内時差はありません。国内時差については次で詳しく説明します。
国内時差 東西4時間の差! でも国内時差は存在せず
北京は夜でも新疆はまだ太陽が燦々!などということも……
中国は東端が東経135度、西端が東経75度と、経度が60度も違っています。経度が15度東へ進むごとに時間は1時間早くなるということは、中国は東西4時間も差があるということになります。しかし、中国は
北京が位置する東経120度を標準時(北京時間)として、
アメリカやロシア、
カナダのように国内時差を設けていません。これだけ大きな国で国内時差のない国はめずらしいことです。よって、標準時で夜21時といっても、西の新疆やチベットではまだ太陽が出ていたり、逆に朝9時といってもまだ薄暗かったりするのです。そのため、非公式に標準時よりも2時間遅れの新疆時間なるものが存在します。