離乳食/離乳食の作り方

離乳食の大事なポイント「エエシカタ」(2ページ目)

離乳食は気をつけることが、たくさんあって大変ですよね。今回はポイントを絞りますので、最低限、コレだけはおさえてみてください。

川口 由美子

執筆者:川口 由美子

離乳食・幼児食・妊娠中の食事ガイド

(エ)衛生的に

赤ちゃんは、雑菌に対してとても弱く、食中毒などになりやすいので、衛生面では充分な注意が必要です。必ず食品は火を通す(加熱する)ことを忘れずに!! また、調理につかう道具類も清潔にしておきましょう。

(エ)塩分は控えめに

濃い味付けは、その後の嗜好にも大きく左右し、薄味を受け付けない恐れがありますので、今後の幼児期以降のことを考えても塩分は控えたいものです。また赤ちゃんの腎臓の働きはまだまだ未熟ですので、塩分が多いと腎臓などへの負担がかかります。

赤ちゃんの今のからだ、今後の味覚の成長を考えて、塩分は控えめにしましょう

(シ)脂肪分は少めに

赤ちゃんは、脂肪(あぶら)分を分解する酵素がまだ少ないので、お腹がいたくなったりします。また消化機能が完全ではない離乳期のうちは、油の摂取を控えましょう。

(カ)固さを適度に

赤ちゃんの口の状態は、舌や歯ぐきをつかって、つぶすのが最初です。歯が生え揃うまでは、赤ちゃんの「つぶす力」の状態を見ながら、固さを調整してあげましょう。

(タ)楽しい食卓に

赤ちゃんは、お母さんや家族の人たちの表情をとてもよく観察しています。離乳食を与えている人が、辛そうな表情をしていると、赤ちゃんも「食事は楽しくないものなのかな?」と理解してしまいます。反対に、みんなが楽しそうに食事をしているのを見ていると、「食事の時間は楽しいのだな」と理解します。離乳食時間だけではなく、家族の食事も楽しい時間になるように心がけましょう。


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