年金/損しない、年金の受取り方

在職老齢年金、同じ給料で思わぬ差

在職老齢年金制度とは、60歳以降給料と年金の合計額が一定額を超えると年金が全部又は一部カットされる制度なのですが、同じ給料額なのにカットされる年金額に大きな格差があることが。これってなぜなのでしょうか?

執筆者:和田 雅彦

更新日:2011年06月16日

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年金の専門家である社会保険労務士資格を取得し独立開業。個別相談他、年金問題についての執筆、講演も多数。

在職老齢年金とは

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国民年金から支給される老齢基礎年金は在職老齢年金制度の対象外となる
在職老齢年金制度とは、60歳以降働きながら年金を受け取る場合、給料と年金月額の合計額が一定額を超えると、年金が全部又は一部がカットされる制度です。

具体的には、給料と年金12分の1の合計額が
■60歳~64歳 28万円
■65歳以上  46万円(平成23年度)
を超えると年金がカットされます。

例えば、
■年齢 60歳~64歳まで
■給料 48万円以下
■年金月額  28万円以下
ならば、

以下の計算式で導き出された額がカットされることになります。

■(給料+年金月額-28万円)×1/2

給料24万円、年金月額10万円のケース

それでは、具体的にカット額を算出してみましょう。

■給料 24万円
■年金月額 10万円
の場合、先ほどの計算式に当てはめてみると、

(24万+10万-28万)×1/2 = 3万円

すなわち、このケースでは年金が月額3万円カットされることになります。このケースは月額の年金が10万円ですから、10万-3万で月額7万円が支給されます。

しかし、同じ給料、同じ年金月額でも、年金カットが何と「10万円」となる場合もあるのです。要は「全額カット」ということです。

同じ給料、年金額で一方は3万カット、一方は全額カット。何故こんなこと(格差)が起こるのでしょうか?

その答えは、「給料」にある! 詳細は次ページで

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