定期預金との違い 元本保証の有無
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| 債券には、元本保証はありません |
満期までもっていると最初のお金がもどってくる、利息がもらえる、というと、定期預金に似ているように見えます。大きな違いは2つあります。
一つは、定期預金は元本保証(最初のお金よりも、最終的に手元に返ってくるお金が少なくなってしまうことがないという保証)がありますが、
債券には元本保証がないということです。債券を発行した企業の財政があまりにも厳しくなると、利息が減ってしまったり無しになったり、満期時にお金が少ししか返ってこなかったり全く返ってこなかったりする恐れがあります。
それを「デフォルトリスク」「信用リスク」などといいます。デフォルトとは、債務不履行という意味です。国なら倒産しないから大丈夫だと思うかもしれませんが、そう遠くない昔に、アルゼンチンやロシア、トルコなどの国債がデフォルトに陥りました。債券を買うときは、発行しているところの財務状況がしっかりしているかどうかを確認する必要があります。
定期預金との違い 売買ができるかどうか
債券は、「他人との間で売ったり買ったりして、利益を得ることができる」という点で、定期預金とは異なります。(注:個人向け国債は債券市場での売買はできません)。定期預金の利益は利息だけですが、債券は、買ったときよりも高い値段で売ることができれば、さらに利益を得ることができるのです。債券の値段は、その時々の金利(その債券の利率のことではなく、世の中の金利のこと)の影響を受けて、日々、変わります。
もちろん、売買する際の価格によっては、損失が発生することもあります。これを価格変動リスクといいます。値段がどんなふうに決まるのかは、この記事シリーズの「2
債券の値段はどう変わる?」をご覧下さい。金利とはどんな関係があるのかという、債券だけでなく経済を理解するために大切な法則も紹介しています。