懐かしい昭和初期の佇まい
1. 玄関柱や塀は既存のものを再利用。 2. 塀と同じデザインで仕上げたガレージの扉。写真:アカデメイア 3. 内側から見たガレージの扉。 4. ガレージの扉をスライドしたところ。 5. 丸い飾り窓や細い桟の玄関の引戸も既存のものを再利用。白い壁は漆喰仕上げ。写真:アカデメイア |
この家の正面に立つと、昭和初期の木造住宅が醸し出す独特の懐かしさを感じます。外観からは80年前の家の改修とは思えないくらい、昔の家のままの佇まいですが、左側の塀は、以前の塀のデザインを踏襲したガレージの扉となっていて、いっぱいに開けば大型車も余裕で停まれるガレージになっています。母屋の下見張りの板壁も既存のものをそのまま使い、新築当時の凛とした佇まいを今に再現しています。
◆建築家プロフィールと建築データ