だるま まこと
ウイスキーファンをひとりでも増やすべく、情報発信中。
碧Ao&響BLENDER’S CHOICEの味わい
今年、大きな話題となった「サントリーワールドウイスキー碧Ao」。そして昨年秋に料飲店向けに発売された「響BLENDER’S CHOICE」(響ブレンダーズチョイス)の2つの高品質なブレンデッドウイスキーの味わいを評価してみた。年末年始じっくりと堪能していただきたい逸品である。
ジン・栄光の歴史7/コーディアルライムジュース
18世紀からイギリス海軍は、長い航海によるビタミンC欠乏対策のために柑橘類の摂取を奨励した。とくに西インド諸島、カリブ海周辺域の植民地のライムは重宝されたが、その保存管理が大変だった。救ったのはローズ社のコーディアルライムジュースだった。
「響」30周年を2019年歳末に祝う
2019年もあとわずか。忘年会で賑やかな時を過ごすことが多いだろうが、ひとりの時間には、今年、発売30周年を迎えた「響」をじっくりと味わっていただきたい。1年を振り返るのもいい。過去、現在、未来に想いを馳せるものいい。空想の世界に遊ぶのもいい。上質なウイスキーは魂を自由に解き放つ。
ジン・栄光の歴史6/ジン・ビターズは船酔い対策
今回もジンがイギリス海軍に愛されたお話。そして彼らがカクテルを生んだお話でもある。「ジン・ライム」は壊血病対策として、ビタミンCを補うために飲まれたが、「ジン・ビターズ」は船酔い対策から生まれた。
ジン・栄光の歴史5/ジン・ライムを生んだ英国海軍
ジンがイギリス海軍の酒だった時代のお話。かつてイギリス船員たちはライムジューサーあるいはライミーと呼ばれた。ジンやラムにライムジュースを絞り入れて飲んだからだ。「ジン・ライム」のはじまり、きっかけについて語ってみた。
ジン・栄光の歴史4/英国18世紀ジン・クレイズ時代
ジン・クレイズ(狂気のジン時代)とよばれる18世紀前半のイングランドについて、ジンの歴史シリーズ4回目では語る。名誉革命によってオランダからイングランド王に迎えられたウィリアム3世の規制緩和が思わぬ社会問題を招き、ジン暗黒時代を迎えてしまう。
ウイスキー知多UMAMI評価/そそる美味・その2
ウイスキー知多の評価、魅力その2。生糸、つまりシルクのような艶やかな光沢のある酒質。グレーンウイスキーとしてのダシ的なうま味(UMAMI)を抱きながらも磨かれた、そそる美味しさ。食中酒に、カクテルに、日常的に愛されるシングルグレーンの世界。
ウイスキー知多のうま味、魅力を評価しよう・その1
発売から4年。高い人気を得つづけている「サントリーウイスキー知多」。ハイボールで愛され、また香味のキレイさから食中酒としても素晴らしい役割を担っている。今回、その魅力のあらためて評価してみたい。まずはその1。
ジン・栄光の歴史3/マラリア対策とジントニック
ジンの歴史シリーズ3回目。前回はオランダ、イギリスの東インド会社設立までを語ったが、実は、東インド会社の窮地を救ったのがカクテル、ジントニックである。今回はジントニックの発祥について触れてみたい。
ジン・栄光の歴史2/八十年戦争と名誉革命
世界史の中のスピリッツ、ジンの歴史2。今回は大航海時代のヨーロッパ、ネーデルランドとイギリスの歴史背景をふまえて、ジンの原型ジュネヴァが利尿、健胃、解熱剤として大量につくられるまでの流れを述べたい。
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