たおり ひろむ
日本を代表するゲーム文化の認知と理解のためにフリーライターとして活躍中。
みんなどうしてイカに夢中? スプラトゥーン
今、巷のゲーマーの間では、イカの話題でもちきりです。任天堂がWii U専用タイトルとして2015年5月28日に発売する「スプラトゥーン」、これがちょっと変わったゲームで、イカたちが壁や床にインクを塗りまくって、どっちがたくさん塗れたかを競うシューティングゲームなのです。このゲームの何がそんなに楽しいのか、お伝えしてみたいと思います。
スマホの王道RPGと怪しい店の明朗会計
王道、本格、スマートフォンで遊ぶ面白いゲームを探そうとすると、そういう言葉をすごくたくさん目にすると思いませんか? 王道RPGがスマートフォンで手軽に、なんてキャッチコピー、ありますよね。ということは…今のスマートフォンには王道RPGが、本格的なRPGがひしめいているということでしょうか?
Toys to lifeとレベルファイブの野望
レベルファイブは2015年4月7日に、東京ドームシティホールにて新作発表会「LEVEL5 VISION 2015 THE BEGINNING」を行いました。目玉の1つは妖怪ウォッチシリーズの海外進出です。しかし、実はもう1つ、重要なタイトルがあるんです。
キャラクターソーセージとゲームの差別化
モバイル端末向けのゲーム市場が過熱し、多くのゲームが次々に投入される中で、過当競争が激化している状況があります。そんな中で非常に有効な手の一つが有名IP、つまり人気のあるキャラクターなどを使った差別化です。しかし、この有名IPによる差別化が可能な市場というのは、それ自体が脆さを持っているとも言えます。
ゲーム専用機がスマートフォンに奪われたもの
ゲーム専用機の市場規模が縮小傾向にあり、その理由をスマートフォンのゲームにユーザーを取られたから、とするニュースをここ数年、度々目にするようになりました。しかし奪われたものは、本当にユーザーニーズなのでしょうか? 実は、それだけでは説明できないことがいくつかあるのです。
任天堂の壮大な計画と山のような課題
まさしく、業界激震というキャッチコピーが相応しいできごとが起こりました。2015年3月17日、任天堂とモバゲーを運営するDeNAは業務提携、そして資本提携を発表しました。任天堂は何を考えているのか、その狙いについて、考えてみたいと思います。
ダウンロードスターターと大きく始めるモバイルゲーム
ファイナルファンタジーの生みの親、坂口博信氏が手掛けるモバイル端末向けゲーム「テラバトル」の攻略本が2015年2月27日に発売されました。どうしてこの攻略本が発売されたか、みなさんご存知でしょうか。それは、たくさんゲームがダウンロードされたからです。正確に言うと、80万以上のダウンロードがあったから、発売されました。これは、「ダウンロードスターター」という独自企画によるものなんです。
セガの砂場は掘ればそこに海が広がる
アミューズメント施設に砂場のゲームがあるのを、知っていますか? しかもそれは、掘ればそこは海になり、魚が泳ぎ、大きく盛れば山ができて、春には桜が咲き、夏にはカブトムシが飛ぶ、そんな不思議な砂場があるんです。
副業を始めたマリオに大事なことは
任天堂は2014年1月30日に行われた経営方針説明会及び第3四半期決算説明会 で、IP資産を積極的に活用していくと宣言しました。これはつまり、ライセンス事業を強化するということです。これによってマリオはベンツにパズドラと、コラボの連続で大忙しです。このライセンス事業拡大路線、成功のカギはどこにあるのでしょうか?
ケンタウロスの脚とゲームの戦略
ギリシャ神話に、ケンタウロスっていますよね、上半身が人間で、下半身が馬の生き物。最近、スマートフォンなどのモバイル端末向けのゲームをしていると、このケンタウロスを思い浮かべることがあります。何を言ってるか分からないかもしれませんが、ちょっと説明させてください。
その道のプロ・専門家約900人
起用ガイドが決まっていない方はこちら