あかいわ あきら
豊富な臨床経験をもとに、妊娠・出産に関するわかりやすい情報発信
大阪を代表する周産期医療施設に30年間勤務し、1万5千件の分娩管理、帝王切開執刀などを担当。胎児超音波診断、分娩監視装置、母乳哺育など周産期に関する発表、著作多数。 現在も妊娠・出産の管理に携わりながら、学会発表、医学論文の執筆、一般の方に向けた医療情報の発信を行っている。
乳腺炎のなりかけ「うつ乳」の症状と対処法
乳腺炎のなりかけとは、乳房の一部の乳腺からの母乳の流れが悪くなり、濃縮した母乳の塊が乳管を塞いで詰まり、その乳腺が腫れて少し痛い状態のことです。この時期であれば、授乳を続けながら、生活、食事の注意することで自然に改善することが多いです。
妊娠中・授乳期の便秘薬の使い方
妊娠中や産後は便秘になりやすく、時にはひどい腹痛、痔など、予想もしない経験をすることがあります。便秘の兆候のある方は、早めの対策を心がけましょう。妊娠・授乳期の便秘薬の利用法について解説します。
乳腺炎予防に…桶谷式母乳マッサージのすすめ
お産後、できるだけ早期から頻回に授乳することにより、母乳が出るようになるので、本来はマッサージは必要はありませんが、日本ではさまざまな母乳育児を支援を含めてマッサージと称している面があります。適切なマッサージのできる熟練した助産師の支援はとても有用です。
重症乳腺炎の原因・対処・治療法
乳腺炎を繰り返し、治療に通い、マッサージを受けても改善せず、いつの間にか重症の急性細菌性乳腺炎・乳房膿瘍になってしまった。これは、本当につらい状態です。この段階になると、もう母乳哺育なんてつらい、止めてしまいたい、と考える方もおられるかもしれません。重症乳腺炎は予防できるものです。ほとんどの場合、お母さんが悪いのではなく、間違った指導、マッサージなどで起こります。
放っておくと重症に…乳腺炎の予防法
おっぱいの調子が少しおかしい、もしかして乳腺炎? それが、いつの間にか本格的な乳腺炎になったりします。乳腺炎は予防が一番大事です。ここでは基本的な話を紹介し、具体的には、対処・治療法の記事で紹介します。
乳腺炎は冷やす? 温める? 症状別対処法
現在、発売されている母乳育児に関する本では、乳腺炎の時は、おっぱいを冷やす、温める、まったく逆のことが書いてあったりします。本当は、どちらが正しいのでしょう? そして、具体的にはどうしたらよいでしょう。
痛い、辛い…乳腺炎の10の原因と対処法
乳腺炎には、さまざまな原因があります。生活環境や育児環境、お産後の乳頭亀裂、お母さんの疲労、乳栓、不適切な授乳姿勢、不適切なくわえ方、不適切なミルク補充、授乳間隔の急な変化などです。それぞれの要因について詳しく説明します。
妊娠中に自転車乗車は本当にダメ?
妊娠中の自転車、バイク、自動車の運転について、不必要に禁止するなど当事者の事情に配慮していないアドバイスは返って妊婦に不安を与えることになります。それぞれの妊婦の事情に配慮した医学的なアドバイスを紹介します。
妊娠中・授乳中のインフルエンザ対策
インフルエンザは特に妊娠中・授乳中にかかると重症化しやすいといわれています。とはいえ、ワクチンの予防接種や抗インフルエンザ薬の影響も気になるもの。妊婦さん・授乳中のママさんも安心の予防策・治療法を紹介します。
前駆陣痛と本陣痛の違いって?
長かった妊娠期間もようやく妊娠10ヶ月、出産予定日が近づくにつれ、気持ちも落ち着つかない頃です。その中でも、本陣痛と前駆陣痛の違いが分からず不安になってしまう妊婦さんも少なくないようです。陣痛のメカニズムを解説するとともに、前駆陣痛と本陣痛の違いが分からなかったどうすべきか考えてみましょう。
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