森 弘之

日常英会話 ガイド 森 弘之

もり ひろゆき

慶應義塾大学大学院理学研究科博士課程単位取得退学。理学博士。大学にて教鞭を執る(教授、専門は理論物理学)。

ガイドからの挨拶

人と話すことは楽しいことです。日本人と話すとき、その道具となっている日本語を意識することはあまりありません。しかし言語の存在をいやというほど思い知らされるのが、海外の人と話をするときです。言葉が通じないというのは、なんと不便なことか。その経験のある方なら十分おわかりでしょうし、私自身何度もそれを感じ、悔しい思いをしてきました。日本人の英会話能力は、他の国の人々と比べて、低いとみなされることがあります。それはなぜでしょう。あれほど中学高校そして大学を通じて英語を学んでいるのに、それが役に立たないなんて、悲しくなります。職業上英語が必要な方でなければ、英語で雑談ができれば十分でしょう。その手助けとなるサイトがインターネットにはたくさんあります。お金を払って英会話学校へ行くのもいいでしょう。でもその前に、またはそれに加えて、これらのサイトをぜひ覗いてみてください。目からうろこが落ちることもきっとありますよ。

経歴・バックグラウンド

慶應義塾大学大学院理学研究科博士課程単位取得退学。理学博士。
大学にて教鞭を執る(教授、専門は理論物理学)。

英会話への第一歩は英会話学校通い。学部生時代には大学を休学し、米国へ語学留学。その後も米国の大学に研究員として2年間在籍。これらの経験を通じ、英語への興味を深め、英会話、英語翻訳等に強い関心を持つ。大学においても「英語ユーザーにとっての英語」に重点を置いた英語関連授業を担当する。

仕事の性格上、海外の研究者らとの交流も多く、コミュニケーション道具としての英語の重要性を痛感する毎日。日本人の英会話力の欠如は、国際的な学会、研究会でも際立っていることに憂慮しており、その理由にも高い関心を持っている。

訳書 『標準模型』の宇宙(日経BP社), 心を操るウイルス(東洋経済新報社)その他多数
連載 科学探究クロニクル(「新電気」オーム社)

経営・所属している企業・団体・協会