きっかわ みつこ
逝く人・送る人を20年間見続けた葬儀・お墓・終活スペシャリスト
葬儀・お墓・終活ビジネスコンサルタント。葬送・終活ソーシャルワーカー/社会福祉士。大手葬儀社、墓石・仏具店で実務を積み、専門学校の葬祭ビジネス学科を運営。その後、葬儀ビジネスに関するコンサルティング業務を開始。講演は「終活」「葬儀」「お墓」関連年間50本以上。メディア掲載・出演実績は500本以上。
孤独死・孤立死の葬儀、遺体の引取り、遺品整理の流れ
周囲との関係が希薄なために、誰にも看取られずに死後数日たってから発見される「孤独死」「孤立死」が社会問題として注目されています。孤独死・孤立死により亡くなった方の葬儀とその後の流れについて説明します。
お墓参り代行とは?あなたの代わりにお墓参りをします
事情があって行くことができない人に代わってお墓参りをしてくれる会社があります。「お墓参りを他人がするなんて」という人も多いでしょうが、定期的にお掃除してくれるサービスとして需要が高まっています。
お墓にかかる費用の相場、墓石の価格、工事代、管理料
新しくお墓を建てるときには、「永代使用料」+「墓石代・工事費」+「管理料」が必要です。お墓の費用について、最低限知っておきたい基本的な知識をご紹介します。
ふるさと納税で「墓清掃」「墓守サービス」
ふるさと納税で寄付をすると「墓清掃」「墓守サービス」を受けられるサービスが注目を集めています。「お墓が遠くにあって、なかなかお墓参りに行くことができない」という都市部に住む世代や、「足腰が弱ってしまって、家から一人で出ることも難しい」といった高齢者に人気があります。
ゆうパックを利用した「送骨」、全国各地の寺院で増加
送骨とは「遺骨を送る」ことを意味ますが、お墓業界で「送骨」といえば、「遺骨を送って永代供養(管理)墓に納骨し、さらにそれらの遺骨を寺院が管理・供養していく」一連の流れを「送骨納骨」の略。ゆうパックで霊園や寺院に遺骨を送って納骨する「送骨」システムが急増しています。
一緒の墓に入りたくない……墓から考える「死後離婚」
「死後離婚」という言葉がクローズアップされています。「姻族関係終了届」の提出という意味で使用されることもありますが、葬儀・お墓の分野では、書類上のことではなく、祭祀・儀礼の部分で「婚家と距離を置く、離れる」という意味で使われます。ここでは墓問題に注目してみましょう。
喪中時のクリスマス、年越しそば、除夜の鐘は参加OK?
年末になると喪中の方から「どのように過ごしたらよいか」「お歳暮やクリスマスは」といった問い合わせをよく受けます。現在では喪中の期間や喪中時の行動について、法律上で縛られるようなことはありませんが、慣例の範囲内で各自判断することになっています。
「お茶」はなぜ香典返しの定番商品なのか
いただいたお香典に対し、報告とお礼を兼ねてお返しする品物を「香典返し」といいます。香典返しによく使用される商品といえば「お茶」。なぜお茶が広く使われるようになったのでしょう。合理的であるという理由と同時に「仏教と関わりが深いため相性が良い」という理由もあるようです。
お悔やみの言葉はメールで伝えてもいい?
お悔みの言葉とは、訃報の知らせを受けたときに弔意の気持ちを述べる言葉のこと。以前はたとえ親しい間柄であれ、電話などですぐに「このたびはご愁傷様でございます」などお悔やみの言葉を送るのがマナーとされていましたが、最近はメールで済ませる人が増えています。メールでは失礼にならないのでしょうか?大切な人を亡くしたばかりの人に送る言葉ですから、送る際の文面にも気を遣いたいものです。
死後の故人データ、“デジタル遺品”はどうなる?
ここ20年の間に、世の中の情報は電子化され便利になりましたが、これらのデータは本人が亡くなってしまうと、何をどう処理したら良いのか収拾がつかなくなってしまうという大迷惑な遺品に変貌します。このように故人が遺したさまざまなデータに対し、最近では「デジタル遺品」という言葉が使われるようになってきました。
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