
世界を駆け回る世界遺産・世界史・国際政治・海外旅行ライター
得意ジャンルは世界遺産・世界史・海外情勢・海外旅行・哲学・芸術等。世界遺産マイスター、世界遺産検定1級文部科学大臣賞受賞。出版社で編集者として勤務したのち世界一周の旅に出る。現在は東南アジアを拠点に海外旅行を継続しながらフリーの編集者・ライターとして活動。訪問国数は約100、世界遺産は約250に及ぶ。
ワット・プー/ラオス
最高神シヴァの聖なる山と称えられたカオ山の麓には、1500年以上前から古代都市が栄えていた。たびたび国が変わり、宗教もヒンドゥー教から仏教へと移ったが、カオ山とワット・プーは聖地として変わらず崇められてきた。山や川・寺院が一体化した美しい文化的景観は、神と自然を同一視する世界観の表れでもある。今回はラオスの世界遺産「チャムパーサック県の文化的景観にあるワット・プーと関連古代遺産群」を紹介する。
エッサウィラのメディナ/モロッコ
青い海と青い空によく映える純白の家並みはカラフルな絨毯や陶器で彩られ、フランス風の城塞、アラブ風のモスク、西アフリカ風の住居が街をエキゾチックに演出する。モロッコの人々が新婚旅行先に選ぶという美しい港湾都市は、ボブ・マーリーやレッド・ツェッペリンといったミュージシャンたちにも愛されて、音楽の街としても知られている。今回はモロッコの世界遺産「エッサウィラのメディナ[旧名モガドール]」を紹介する。
古都ホイアン/ベトナム
トゥボン川の優雅な流れに、ヤシの林とカラフルな船がよく映える。そんなエキゾチックな景色の中に、洋風のコロニアル住宅、中国風の古民家、ベトナム風の住宅が見事に調和している。東洋と西洋の種々の文化を融合させた歴史ある街並みは、ベトナム人はもちろん、日本人や中国人・フランス人も「懐かしい」と語るノスタルジックな街並みに仕上がった。今回はそんなベトナムの世界遺産「古都ホイアン」を紹介する。
カッパドキア/トルコ
カッパドキアの奇岩は「ペリバジャ=妖精の煙突」と呼ばれている。そんな妖精の国のまん中に滞在できるのがカッパドキアの魅力。トルコの複合遺産「ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群」で妖精になる旅はいかが?
ヒエラポリス - パムッカレ/トルコ
紀元前から伝わる温泉の湯煙にフワフワと揺れる綿の城パムッカレ。100以上も連なる不思議な石灰棚の上にはローマ時代の円形劇場が旅情を誘う。今回はトルコの複合遺産「ヒエラポリス - パムッカレ」を紹介する。
ヨーロッパ東部の世界遺産
白夜やオーロラが美しい北極圏から、多彩な森林群、現代文明の基礎を築いたギリシア文明の遺構に正教会の総本山にして1,600年の帝都まで、北欧から東欧、バルカン半島、ロシア、トルコに至る世界遺産を紹介する。
イスタンブール/トルコ
ローマ時代の遺構や新市街の近代的ビル群がヨーロッパを思わせる一方、活気あふれるバザールや巨大なモスクがアジアを彷彿させる不思議の街イスタンブール。今回はヨーロッパとアジアの架け橋、トルコの世界遺産「イスタンブール歴史地域」をご案内しよう。
フエの建造物群/ベトナム
中国式の宮殿や庭園、フランス式の城塞や家屋に、ベトナム独自の装飾を加えた華やかな建物が残るベトナム中部の街フエ。ベトナム最後の王朝・グエン朝はこの街に都城を築き、王宮を建てて、華麗な文化を開花させた。一方で、フランスや中国、日本、アメリカの標的となり、ベトナム戦争では多くの建物が破壊されてしまった。今回はベトナムの世界遺産「フエの建造物群」を紹介する。
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