えびな りょうこ
「健康をつくる」という視点から、ストレス研究を解説する保健学博士
保健学博士。 ミシガン州立大学大学院にて修士号(コミュニケーション学)、東京大学大学院にて博士号(保健学)を取得。複数の国公立の医学系研究所で勤務後、現職に。全国の官公庁や企業、大学等で「折れない心をつくる方法やコミュニケーション」の講演やコンサルティングを行う。日本健康教育学会代議員等を兼任。
こんにちは。保健学博士の蝦名玲子です。 ストレスやメンタル対策には、「医学的アプローチ」と「保健的(健康生成的)アプローチ」があります。 「医学的アプローチ」は「うつ病や発達障害といった心の病気に目を向け、そうした病気をいかに予防し、治療するか」を検討する対処的なものであり、一方の「保健的(健康生成的)アプローチ」は「困難な状況に置かれてもどうすれば元気でいられるのか」と健康に着目し、健康を保ち高める方法を探求します。 私は、後者の「保健・健康」の視点からの研究・教育支援活動を、16年以上行ってきました。 生きていれば、つらいことは必ずあります。時には病気になることもあるでしょう。 それでも、そうした逆境を乗り越え、苦悩を成長につなげるためには、どうすればいいのでしょうか? そのヒントとなる「ストレスマネジメント」を中心とした、「コミュニケーション」「職場づくり」について、解説したいと思います。
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ロック少女が健康社会学者に!私の人生を変えた映画
つらいことがあって、何のために生きているのだろうと思ったことはありませんか? 「そんな風に考えてしまう方にこそ観てほしい」と、保健学博士の蝦名さんが紹介してくれる映画は、「パッチ・アダムス」。精神病院で生きる意味を見つけた元患者が、医療現場に初めて笑いを導入した医師になるまでの半生を描いた、心温まる映画なんだそう。
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