たしろ まさゆき
需給と政策で方向性は決まる
1979年生まれ、北海道出身。中央大学文学部史学科日本史学科卒業。新光証券(現みずほ証券)やシティバンクなどを経て金融情報会社に入社。アナリスト業務やコンプライアンス業務、グループの暗号資産交換業者や証券会社の取締役に従事し、2024年よりフリー。ラジオNIKKEIでパーソナリティを務めている。
SECが仮想通貨ETF検討再実施、BTC価格上昇へ
CBOEが申請しているビットコインETFをSECが再度検討していることが話題となっています。足元のビットコイン価格の反発は、ビットコインETFへの思惑が材料視されていますが、その内容を探っていきましょう。
仮想通貨業界で話題となっているユニコーン企業とは?
「ユニコーン企業」とは非上場ながら時価総額が10億ドル超あるといわれる企業。国内では6月にメルカリが上場し話題となりましたが、世界に目を向けると「ユニコーン企業」の多さに驚きます。特にここ数年は仮想通貨業界の「ユニコーン企業」の存在が目立ちます。
国産コインのモナコインはなぜ攻撃されたのか?
5月に国産コインであるモナコインが攻撃されました。PoW(プルーフ・オブ・ワーク)というシステムを対象とした攻撃とみられています。そもそもPoWとはどういったものなのでしょうか?簡単な言葉に置き換えて説明しています。
匿名性が高い仮想通貨の種類とは?法規制された理由
コインチェックで売買されていた「匿名性が高い仮想通貨」の取り扱いがついに廃止となりました。背景には「アンチマネーロンダリング」を徹底できないということがあるようです。匿名性の高い通貨の種類と法規制について解説します。
仮想通貨取引件数増加で「消費者相談件数」も増加へ
2017年以降、仮想通貨を取引する投資家は非常に増加しています。ボラティリティが高いことに注目が集まっていますが、その一方で、消費者による相談件数も増加しています。正しい情報の啓蒙活動が必要との見方が強まっています。
ビットコインのハッシュレートとは?採掘の速度を表す
ハッシュレートとは仮想通貨のマイニング(採掘)が行われる時の計算力のパワー・計算速度のこと。ビットコインの「プルーフオブワーク」で利用されるハッシュ計算を一秒間に何回繰り返すことができるかの指標です。ハッシュレートの上昇、すなわちマイニング速度の上昇は、多くのマイナーの参加やマイナーの計算処理能力の向上を表しています。
仮想通貨の最新技術ライトニング・ネットワークとは?
2018年、ビットコインにおけるライトニング・ネットワークという技術実装への道は大きな進捗を見せています。ライトニング・ネットワークとは、ビットコインの取引処理能力を向上させる技術として、今大きな注目を集めている技術です。ライトニング・ネットワークが実装されることで、ビットコインに3つのメリットがもたらされます。
ビットコインアドレスとは?銀行口座番号と違う?
ビットコインアドレスとは、ビットコイン取引の際に使用される個人識別の番号です。基本的には1または3から始まる26~35文字の英数字から成り立っており、その英数字の羅列か、またはQRコードで表示されます。このビットコインアドレスは、ビットコインを送金、または受け取る際に必ず必要です。暗証番号と似たような「鍵」についても説明します。
ビットコインの取引手数料の変遷とは?再び安価に
ビットコインのメリットの一つと言われていた送金手数料。よく見ると大きく動いています。2017年には送金手数料が高い状態が続きましたが、2018年には再び安価な状態へと戻っています。2018年3月24日には、1ビットコインは100万円前後、手数料平均は1.249ビットコイン(12,490円)にまで下がっています。手数料が下がる要因とは?
トルコやロシア、各国による独自の仮想通貨発行の動き
2018年に入り、世界では政府による独自仮想通貨の発行の動きが活発化しています。こうした背景にはどのような事情があるのでしょうか?ベネズエラ政府発行の「ペトロ」や、ロシアで再選を果たしたプーチン大統領自らがを指示・決定した仮想通貨「クリプトルーブル」。トルコの「トルココイン」、マーシャル諸島共和国の「ソブリン(SOV)」などについて解説します。
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