名古屋市生まれ。生家の近くを走っていた中央西線のSL・D51を見て育ったことから、鉄道ファン歴が始まる。早稲田大学大学院修了後、高校で語学を教える傍ら、ヨーロッパの鉄道旅行を楽しみ、「ヨーロッパ鉄道と音楽の旅」を出版。その後、守備範囲を国内にも広げ、2010年3月で教員を退職。旅行作家として活躍中。

ガイド記事一覧

  • 独断と偏見で選ぶ鉄道映画ランキング・ベスト5

    独断と偏見で選ぶ鉄道映画ランキング・ベスト5

    10月14日は「鉄道の日」。巷では、それにちなんだイベントや企画が盛り沢山である。TVや劇場でも鉄道が登場する映画の特集なども組まれる。そこで、「鉄道映画」ベスト5を独断と偏見で選んでみた。

    掲載日:2013年10月08日鉄道
  • よみがえる旧万世橋駅とその周辺地域

    よみがえる旧万世橋駅とその周辺地域

    JR中央線の神田駅と御茶ノ水駅の間に、かつて万世橋と言う駅があった。およそ1世紀前、東京駅ができるまでのわずかな期間、中央線のターミナル駅として賑わった幻の終着駅。その後、長らく交通博物館があったが、大宮に移転後、再開発に着手し、2013年9月14日に商業施設として生まれ変わる。旧駅の遺構も歴史的構造物として公開される。オープンに先だって、施設をご案内しよう。

    掲載日:2013年08月26日鉄道
  • AIZUマウントエクスプレスで会津へ行こう

    AIZUマウントエクスプレスで会津へ行こう

    NHK大河ドラマ「八重の桜」の舞台として話題になっている会津。その中心である会津若松へ鉄道で行くなら、時間はかかるけれど、東武鉄道、野岩鉄道、会津鉄道経由が面白い。直通のAIZUマウントエクスプレスが走っているので、東武特急スペーシアと合わせて2つの列車に乗り継ぐだけで会津入りできるのだ。観光で乗るなら断然おススメしたい『裏ルート』を、AIZUマウントエクスプレスを中心にご紹介しよう。

    掲載日:2013年07月10日鉄道
  • 北近畿タンゴ鉄道の「丹後あおまつ、あかまつ」号

    北近畿タンゴ鉄道の「丹後あおまつ、あかまつ」号

    日本三景のひとつ天橋立を沿線の目玉観光地にもつ北近畿タンゴ鉄道(KTR)の新しい観光列車「丹後あかまつ号」「丹後あおまつ号」が2013年4月にデビューした。青い車体の「あおまつ」と赤い車体の「あかまつ」とをつないだ2両編成で、外装、内装を担当したのは、JR九州の観光列車で定評のある水戸岡鋭治氏。彼が、近畿地方の列車をデザインするのは、和歌山電鐡に続く2例目である。どんな列車なのか、試乗記を交えて紹介しよう。

    掲載日:2013年06月10日鉄道
  • SLで街おこし、真岡の「SLキューロク館」オープン

    SLで街おこし、真岡の「SLキューロク館」オープン

    2台の蒸気機関車が定期的に走る真岡鉄道の拠点である真岡駅(栃木県)脇にSL展示施設「SLキューロク館」がオープンした。これは、大正生まれの名機関車9600形(通称キューロク)を展示するもので、圧縮空気によって、機関車を僅かな距離とはいえ動く状態で見学できる。全国に、動態保存のSLは何両も残っているが、9600形の動態保存機はなかったので、この「SLキューロク館」は、貴重な存在といえる。

    掲載日:2013年05月21日鉄道
  • 観光特急「A列車で行こう」に乗って天草を旅しよう

    観光特急「A列車で行こう」に乗って天草を旅しよう

    ジャズの名曲をBGMに走る特急「A列車で行こう」は、JR九州の数多い観光列車の中でもユニークな車両のひとつだ。A列車のAは天草、アダルト(大人)を表すように、車内に設置されたカウンターバーでハイボールを飲みながら大航海時代のヨーロッパをイメージしたレトロな雰囲気に浸りながら極上のムードある旅が味わえる。

    掲載日:2013年04月10日鉄道
  • 名古屋のど真ん中を走った『SLあおなみ号』

    名古屋のど真ん中を走った『SLあおなみ号』

    河村たかし名古屋市長の肝いりで実現した『SLあおなみ号』。業績不振に喘ぐ『あおなみ線』活性化とSLで街興しをとの狙いで企画された。いきなりSL牽引の観光列車を頻繁に走らせるのは、あまりのもハードルが高いことから、「実験走行」をして定期運行が可能かどうかのデータ収集というのが、今回の運転の目的だった。厳重な警備や計画の甲斐あって、滞りなく「実験走行」は終了。今後の動向が気になるところである。

    掲載日:2013年02月22日鉄道
  • ユニークな駅巡り

    ユニークな駅巡り

    街の顔とも言える駅には様々な個性的なスタイルのものがある。かつても全国のユニークな駅を取り上げたが、今回は、今まで取り上げなかった駅の中から、関東周辺の特徴ある面白い駅を取り上げてみた。

    掲載日:2013年01月18日鉄道
  • 首都圏の小さな鉄道めぐり

    首都圏の小さな鉄道めぐり

    首都圏の鉄道というと、昼間でも10両以上の長大編成の列車が頻繁に走る路線というイメージがある。ところが、中には短い編成の列車が単線の線路をのんびり走っている地方のローカル線と大差ない路線が存在する。ここでは、そうしたエアポケットのような「意外な」小さな鉄道を訪ねてみたい。首都圏在住の人なら、時間も運賃も大してかけずに乗りに行くことが出来るだろう。ちょっとした散策におススメの手頃な路線でもある。

    掲載日:2012年12月12日鉄道
  • 東武鉄道の展望列車「スカイツリートレイン」デビュー

    東武鉄道の展望列車「スカイツリートレイン」デビュー

    このたび、東武鉄道から新たに「スカイツリートレイン」がデビューする。沿線の栃木、群馬からスカイツリー訪問への利便性向上を図るとともに、浅草、とうきょうスカイツリー、北千住の各駅から日光、鬼怒川温泉方面へ新たな車両での旅の魅力をアピールして観光活性化を図る。

    掲載日:2012年10月31日鉄道