臨床心理士が考える病気やストレスに対する対処法を教えます
臨床心理士、熊本大学医学部附属病院 神経精神科での勤務を経て、現在は福岡市内の精神科クリニック、カウンセリング・ルームに勤務。専門は、強迫症・不安症に対する認知行動療法、EMDR。
私の専門は心理学です。心理療法・カウンセリングから、子育て・コミュニケーションまでの様々な分野で応用されています。 普段は、精神科クリニックやカウンセリング・ルームで心理療法を担当しています。私が得意とする病気は、強迫性障害や不安障害の方に対する認知行動療法と、PTSD・解離性障害の方に対する認知行動療法・EMDRです。 これらの病気に対しては、お薬と同様に心理療法が非常に効果をあげています。そして、カウンセリング・ルームにいると、同時にコミュニケーションの問題や、子育ての問題などに出会うことが多いのです。 心理学の知識や技術を学ぶことで、日常生活のストレスは減りますし、飲んでいるお薬も減らせるかもしれません。心理学を使っていくことで、自分の力が引き出せるようになります。 ここでは、そんな私の治療経験からえられた様々なヒントを、皆さんにお伝えしていきたいと思っています。様々な知識・技術がありますので、自分にあったやり方が必ず見つかると思います。
イライラ、怒りと賢く付き合うマインドフルネス活用法
イライラや怒りは不要で、抑えるべき感情なのでしょうか? 怒りを助長させているのは実は、もうイライラしたくないという「2次的感情」かもしれません。2次的感情とは何か、そして、この感情に振り回されないようにするための対応方法について解説します。
「毒親」育ちで今も辛い人に…セルフセラピーの薦め
親の過度な支配や過干渉、言葉の暴力などで傷ついてしまった場合、その影響が成人後も残ってしまうことがあります。最近では「毒親育ち」という言葉で自分を語る方もいるようですが、「自分に自信が持てない」「自分は誰からも大切にされない」という感覚が後々まで続くのは苦しいものです。今回は「ホログラフィートーク」と呼ばれるカウンセリングのエッセンスを使った、自分でできる心のケア方法をご紹介します。
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