こばやし ひとし
環境と健康に関係する最新のトピックスを届ける環境コーディネーター
大阪大学でミネラルとマテリアルについて研究した後、素材メーカーに勤務。14年の環境の実践と知識をもとに、健康と環境の「なぜ」「どうして」について、ウェブサイト「役立つ健康情報/環境問題のリスコミ」で、情報発信している。また、生物、細胞、健康をキーワードに、幅広いジャンルで活躍中。
お酒は脳の麻酔?分かりつつある『酔い』の真実
ほろ酔い気分はまことに気持ちの良いものですが、思わず飲みすぎるとあとで大変。このほろ酔い気分はどこから来るものなのか、と調べてみると、深いところで脳科学に結びついていることが分かってきました。今回は酔いのメカニズムと、トマトのアルコール分解効果をご紹介します。
お茶の原料「チャノキ」、インド産はカテキンが豊富?
紅茶や緑茶や抹茶の原料となる「チャノキ」は、すべて同じツバキ科/ツバキ属のチャノキ1種類です。健康効果はチャノキの葉に含まれているカテキンの効果が有名で、血中コレステロールの低下・がん予防・抗酸化作用・虫歯予防・抗菌作用と、すばらしいものです。
香りを感じるしくみと嗅覚の役割
香りを感じるメカニズムは、かなり分かってきましたが、人体への生理的作用の解明と研究は、まだ始まったばかりです。動物から進化した“ヒト”も、臭覚をコミュニケーションの観点から利用しています。香りのコミュニケーションは本能的なところで、ヒトでも活躍しているそうです。
糖分の驚くべき効果とその生い立ち
稀少糖は地球の46億年の歴史のなかで、ブドウ糖に負けてしまって日の目を見ずにきた、めずらしい糖分です。ところが人間のからだへの影響は、ただ甘いだけではなく、いろいろな健康増強効果のあることが分かってきました。やっと表舞台にたてそうな希少糖の、目からうろこの落ちる物語です。
健康になるメカニズムを知って、自分自身に応用しよう
新しく発見される健康メカニズムを実際に応用することで、体幹トレーニングなどの様々な健康維持プログラムが出来上がりつつあります。また、からだやお顔の「美しさ」を追求する時も、この健康メカニズムが有効に使えることも重要な特徴です。健康になれるメカニズムをわかりやすく理解できることは、すばらしいことではないでしょうか。
日本酒・ビール・ワイン…睡眠の質を向上させるのは?
「清酒酵母」には、深い睡眠を誘発するGタンパク受容体の活性化能を著しく高める効果があることが発見されました。ヒト臨床試験を行ったところ、「清酒酵母」の摂取により、深い眠りの指標となるデルタ波パワー値が増大することが世界で初めて確認されました。
やっと分かりつつある、運動の健康増強メカニズム
最新の研究で運動の健康増強メカニズムが分かりつつあります。運動することによって、筋肉などの細胞から種々の健康増強指示を伝えるサイトカイン(特殊なタンパク質)が、生み出されているらしいのです。
進化するDNA解析とかしこい利用方法
近年、DNA解析は機器の進化とコンピュータ技術の発展から、昔に比べると格段に分析費用が改善されています。それに伴い、DNA検査ビジネスが急速に発展し、身近な存在になりつつあります。それに対して、私達はどのように付き合っていけばよいのでしょうか。
野菜と果物の色は人の健康に重要!その役目とは?
野菜や果物などの植物の色素には抗酸化の効果があり、オリーブオイルなどの「あぶら」と一緒に摂取すると有効とされています。また、植物色素であるポリフェノールが、コレステロール吸収を阻害する効果があるなど、抗酸化以外の効果があることが解明されつつあります。
エッ! コミュニケーションが出来るロボット誕生
その名もペッパー“Pepper”という、とんでもないロボットが19万8千円で、ソフトバンクから発売される。(2015年2月に発売開始で、一般販売に関する購入方法は詳細決まり次第、ウェブサイト等で発表予定)フランスのロボット会社のアルデバランとの共同開発とのことだが、これがとんでもなく、役に立ちそうである。
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