ひらい ちさと
メタボ研究を行いエビデンスに則ったダイエットを教える管理栄養士
小田原短期大学食物栄養学科 准教授。女子栄養大学栄養科学研究所客員研究員。女子栄養大学大学院 博士課程修了。名古屋女子大学 助手、一宮女子短期大学 専任講師を経て大学院へ進学。肥満と栄養摂取の関連について研究。前職は病院栄養科責任者(栄養相談も実施)。現在は教壇に立つ傍ら、実践に即した栄養情報を発信。
あなたがジャンクフードにハマってしまう理由
ハンバーガーやカップ麺、ポテチにコーラにフライドチキン……。ジャンクフードを食べる・食べないは「クセ」のようなものですから、食べない人はまったく食べないのですが、お好きな方にはたまらない。今日はジャンクフードとの上手な付き合い方を考えてみます。
低脂肪乳は高脂肪乳より体に良いってホント?
牛乳にはさまざまな種類があります。低脂肪、無脂肪、3.5牛乳、4.2牛乳、特濃、牧場、産地が書かれているものもあります。どれを買えばよいのか悩んでしまいますね。「低脂肪ならヘルシーなのでは?」と選ぶ人や、「数字が大きいほうが美味しい」という選択をする人もいると思います。そこでそれぞれの特徴と選び方についてお話します。
実際、遺伝子組み換え食品は何がコワイの?
「遺伝子組み換え」が話題になって久しいですが、皆さんはこの技術についてどのように感じますか?やはり「コワイ」存在でしょうか。何がどうしてコワイのか?今日は遺伝子組み換え技術の成り立ちとその賛否について考えてみます。
冬野菜が効果的! 血行をよくする食生活のヒント
女性のカラダの悩みでとてもよく聞くのが「冷え性」です。ただ、冬の寒い季節や夏の冷房などでカラダが冷え切り、女性ばかりでなく男性でも「冷え性だ」という声を耳にすることも増えてきました。今回は食事で冷え性を改善して血行をよくするための方法をお話します。
介護用の「自助食器」の使い方
高齢者は、自分で食べたいと思っても、その身体を上手く動かすことができず、食べることができないことがあります。でも、食器を変える、箸やスプーンの形を変えるだけで、自分で食べることができる場合が、往々にしてあります。高齢者が自分で食べやすいように工夫された食器の代表例と、その使い方について解説します。
認知症があるお年寄りは緑の野菜を食べない?
私が病院で高齢の患者様と接する際に、気にかけていることがあります。高齢者は緑の野菜を残してしまう傾向があるのです。もちろん、やわらかく煮て、歯にひっかからないような工夫をして出しているにも関わらずです。どうしてこんなことが起こるのでしょうか?それは、高齢者の「目」が関係していました。
床ずれは介護と食事で防げます! 治せます!
床ずれ(褥瘡:じょくそう)は高齢者の身体変化に伴う大きな問題です。以前は、病院や介護施設等で床ずれができて、看護師の責任問題にまで発展したケースもあります。それはなぜか? 床ずれは適切な介護ケアで予防・治療することができるからです。そして、床ずれを予防・治療するための縁の下の力持ちは、やはり「食事」です。床ずれ対策の適切な介護ケアと食事について説明します。
嚥下調整食2以下の介護食の作り方とコツ:下
介護食を用意するときに、「米」をどのようにしてやわらかく調理するかが大きなポイントになります。「米」は日本人の主食であり、パワーの源です。そこで、ペースト状の粥を用意する方法と、市販の介護食を手に入れる方法、そしてお年寄りの食事に携わる際の心構えについてお話します。
歳をとると、食事をするのに必要な身体機能が変わる!
人間の身体は人生を過ごすうちにダイナミックに変化しています。これらの変化のうち、食事に大きな影響を与える身体の変化について説明します。身体の変化を考えれば、食事の用意に必要な注意点等も見えやすくなるはずです。
高齢者の食事ステップの基本は「離乳食」を逆にたどる
お年寄りの食事は「やわらかいもの」を求められるようになります。これはやわらかいものしか食べられなかった赤ちゃんが、少しずつ練習をして固いものが食べられるようになるまでの離乳食のステップを逆にたどると考えやすいのです。ただし、お年寄りには、赤ちゃんと違って、これまで生きてきた中での「食経験」があり、喉の構造もお年寄りと赤ちゃんは違います。何が同じで何が違うのか、すっきり理解しましょう。
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