ひらい ちさと
メタボ研究を行いエビデンスに則ったダイエットを教える管理栄養士
小田原短期大学食物栄養学科 准教授。女子栄養大学栄養科学研究所客員研究員。女子栄養大学大学院 博士課程修了。名古屋女子大学 助手、一宮女子短期大学 専任講師を経て大学院へ進学。肥満と栄養摂取の関連について研究。前職は病院栄養科責任者(栄養相談も実施)。現在は教壇に立つ傍ら、実践に即した栄養情報を発信。
ロコモな人がメタボにもなってしまう理由
「ロコモティブシンドロームはメタボリックシンドロームを引き起こす」よく新聞で取りざたされる内容です。でも、「ロコモは運動器の障害でメタボは内臓の話。何がどうつながっているのかよく分からない」そんな人もいるでしょう。今日は、ロコモがメタボを引き起こす、そのメカニズムについて説明します。
失敗の理由は目にあった?視覚を使ったダイエット
「日本人は目で料理を食べる。 西洋人は鼻で料理を食べる。中国人は舌で料理を味わう」、各国の料理を比喩した言葉です。日本人は目で食べる? ホントにそうなの? この言葉の意図をつかんで上手に応用すれば、ダイエットも上手く行く可能性があります。どのように応用すればダイエットに成功するのでしょうか?
甘くて美味しいものは健康に悪い?
「疲れたなぁ」と思ったときに、甘いものを食べると幸せな気分になりますよね。でも、その反面「食べちゃった」という罪悪感にさいなまれることもしばしば。そもそも、甘いものを食べることはよいことなのでしょうか?悪いことなのでしょうか?善悪の両面を考えてどのように生活に取り入れるのかを考えてみましょう。
健康のためには「天然素材」ばかりを食べるべき?
食品の「天然素材」というと、いろいろな解釈があります。畑から取れたばかりの野菜、海からあがったばかりの魚といったイメージと、魚であれば天然物と養殖物といったイメージがあるように思います。今回はいろんな角度から「天然素材」について考えてみることにしましょう。
あなたがジャンクフードにハマってしまう理由
ハンバーガーやカップ麺、ポテチにコーラにフライドチキン……。ジャンクフードを食べる・食べないは「クセ」のようなものですから、食べない人はまったく食べないのですが、お好きな方にはたまらない。今日はジャンクフードとの上手な付き合い方を考えてみます。
低脂肪乳は高脂肪乳より体に良いってホント?
牛乳にはさまざまな種類があります。低脂肪、無脂肪、3.5牛乳、4.2牛乳、特濃、牧場、産地が書かれているものもあります。どれを買えばよいのか悩んでしまいますね。「低脂肪ならヘルシーなのでは?」と選ぶ人や、「数字が大きいほうが美味しい」という選択をする人もいると思います。そこでそれぞれの特徴と選び方についてお話します。
実際、遺伝子組み換え食品は何がコワイの?
「遺伝子組み換え」が話題になって久しいですが、皆さんはこの技術についてどのように感じますか?やはり「コワイ」存在でしょうか。何がどうしてコワイのか?今日は遺伝子組み換え技術の成り立ちとその賛否について考えてみます。
冬野菜が効果的! 血行をよくする食生活のヒント
女性のカラダの悩みでとてもよく聞くのが「冷え性」です。ただ、冬の寒い季節や夏の冷房などでカラダが冷え切り、女性ばかりでなく男性でも「冷え性だ」という声を耳にすることも増えてきました。今回は食事で冷え性を改善して血行をよくするための方法をお話します。
介護用の「自助食器」の使い方
高齢者は、自分で食べたいと思っても、その身体を上手く動かすことができず、食べることができないことがあります。でも、食器を変える、箸やスプーンの形を変えるだけで、自分で食べることができる場合が、往々にしてあります。高齢者が自分で食べやすいように工夫された食器の代表例と、その使い方について解説します。
認知症があるお年寄りは緑の野菜を食べない?
私が病院で高齢の患者様と接する際に、気にかけていることがあります。高齢者は緑の野菜を残してしまう傾向があるのです。もちろん、やわらかく煮て、歯にひっかからないような工夫をして出しているにも関わらずです。どうしてこんなことが起こるのでしょうか?それは、高齢者の「目」が関係していました。
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