すずき やよい
マネー関係の雑誌や書籍の編集者として活躍。自分の経験から「お金に弱い人」の心理を知りつくす。「お金を貯める第一歩」を踏み出したい初心者に向けて、押さえておきたいマネーの基礎知識を発信します。
こんにちは。「預金・貯金」ガイドの鈴木弥生です。 昔の友人たちは、私が「預金・貯金」のガイドをしていると知ったら大笑いをするに違いありません。シングル時代の私は「貯める」という言葉とは正反対、お金は「使うもの」と考えている人間でした。収入が一定ではないフリーランスということもあり、「節約」するよりは「稼ぐ」ほうが手っ取り早いと思っていたのです。しかも、時はバブル時代。若さゆえの体力に任せて仕事をすれば、お金の心配をする必要はなかったのです。 そんな私が、意識改革をする一つ目のきっかけが結婚。さすがに夫の給料を預かるとなったら、どんぶり勘定というわけにはいきませんし、将来のために貯蓄もしなくてはいけません。少しずつ、お金について考えるようになっていきました。そして、二つ目のきっかけはマネー媒体『あるじゃん』との出会い。お金を「貯める」ことは少しできるようになっていましたが、「増やす」ことなど全く知らなかった私がマネー雑誌の編集をすることになったのです。 最初は、ハッキリ言ってチンプンカンプン。わからないことだらけで、どうしていいか途方に暮れていましたが、少しずつ分かってくると、新聞などのニュースが今までとは違った見え方をして、いろいろなことが面白くなってきました。そう! お金に興味を持つと、世の中が明確に見えてくるのです。 自分がキリギリス生活者だったから、貯められない人の気持ちや行動パターンはよーくわかります。金融商品のどこがわからないのか、何が難しいのかも理解できます。マネー初心者がマネー誌の編集者になり、ファイナンシャルプランナー(AFP)資格を取得をするまでに至った私だから書ける、基本的なマネー情報をわかりやすく紹介していきたいと考えています。
勤務先の財形貯蓄には3つの種類がある!どんな特徴がある?
勤務先が制度を採用していれば利用できる、給与天引き貯蓄の代表的なものが「財形貯蓄」です。この制度には、「一般」「住宅」「年金」の3種類があります。
財形貯蓄なら誰でもお金を貯められる!
「お金を貯めたい!」と思ったとき、まず利用したいのは、確実に貯められる×引き出しにくい貯蓄方法。これを実現する、最も堅実な方法が財形貯蓄です。まずは、仕組みとメリットを理解し、貯蓄生活の第一歩を始めましょう。
その道のプロ・専門家約900人
起用ガイドが決まっていない方はこちら