こばやし あやな

フィンランド ガイド こばやし あやな

こばやし あやな

フィンランド在住。大学院で芸術教育学を学ぶかたわら、フィンランドと日本とつなぐライティング・写真撮影・現地語通訳ガイド業・翻訳などを行っている。

ガイドからの挨拶

皆さんmoikka(どうも!)、フィンランドガイドのこばやしあやなと申します。

北欧フィンランドは、日本から最速最短(わずか9時間あまり)でやって来ることのできる、ヨーロッパの玄関口。地図をご覧ください、日本とフィンランドのあいだには、ロシア1国がまたがっているだけなのですから!

ここ数年来、日本で空前のフィンランドブームが巻き起こっていることを、肌で感じている人は少なくないかもしれません。映画『かもめ食堂』の大ヒットに始まり、マリメッコやアラビアといったデザインブランドの浸透、世代を超えて根強いファンを持つムーミン谷の仲間たち。北方に行けば一年中サンタクロースが迎えてくれ、夏には沈まぬ太陽が、冬には誰もが憧れるオーロラが天空をたゆたう地。社会の現状を見つめて柔軟に変わり続けようとする、教育・福祉分野のひたむきな姿勢への関心も高まるいっぽうでしょう。

実際に足を運ばれても、従来のイメージを決して裏切ることのないフィンランドの地で、より楽しく、気軽に、順調に夢を叶えてもらいたい。そのために現地に暮らす視点を通じて、有益で確かな最新情報をどんどん発信していくつもりです。

いっぽうで、まだ皆さんのイメージの中には定着していないかもしれないけれど、この国に確かに息づく素敵な風景、素敵な時間の使い方、素敵な文化や食べ物、素敵な人々の素顔……そんな「まだ見知らぬ素敵な魅力」や「見えているけど気づかれていない素敵なこころ」と、皆さんとをぎゅっと縁結びしてゆくことが、私の一番の使命だと思っています。

旅の準備に必要な基本情報はもちろん、山とある情報誌やウェブ上ではまだ語られていない「新発見フィンランド」にどうぞご期待ください!

経歴・バックグラウンド

フィンランド・ユヴァスキュラ大学大学院で芸術教育学を学ぶかたわらで、「Suomiのおかん」の屋号を掲げ、在住ライター/撮影/ガイド/翻訳活動をおこなっています。

Suomi(スオミ)とは、お国言葉で「フィンランド」のこと。
甲斐甲斐しくて、情報通で、愛され上手な「大阪のおばちゃん=おかん」をお手本に
大好きな2つの故郷・日本とフィンランドのあいだで
人と人とを、文化と文化とを、社会と社会とをぎゅっと縁結びしてあげられるような
コミュニケーション重視の在住ジャーナリスト活動ができればと思っています。


〈略歴〉
2006-07年、ヘルシンキ工科大学(現アールト大学工科学部)建築学科留学
2009年、大阪大学大学院文学研究科 修士前期課程修了
2009年、雑誌編集者として国内外の旅行誌、および歴史誌の出版・制作会社に勤務
2011年、退職しユヴァスキュラ大学大学院文学研究科に入学、フリージャーナリストとしての活動を開始

日本国内の文化情報誌などに取材文を寄稿するほか、北欧デザイン通信(Web / Facebook)やスオミの枝葉(blog)など、外部コンテンツに多角的な情報発信の場を持つ。また、翻訳業や、ユヴァスキュラやヘルシンキを拠点とした現地語通訳ガイド業にも携わる。


■公式ウェブサイト「Suomiのおかん こばやしあやな
■公式ブログ「Suomiのおかんの湖畔会議