夜景・イルミネーションガイド成海 まお

夜も楽しめる水族館「横浜・八景島シーパラダイス」で島全体がイルミネーションに彩られる「ウインターパラダイス」が開催中（2014年2月28日迄）。今年はナイトショーとのコラボレーションとしてプロジェクションマッピングも初登場。動物たちのパフォーマンスにあわせ、虹、星空、雪などの映像が投影されます（3月31日迄）。アーチ状の水槽の下にはナイトラウンジも限定オープンするなど魅力が増した冬の八景島へご案内します。

広大な自然と6つの建物からなる複合都市『東京ミッドタウン』。街の約40%を占める緑地とオープンスペース『ミッドタウン・ガーデン』には、防衛庁跡地に残された約140本のクス、イチョウ、サクラなどの既存樹木が継承され、豊かな景観を育んでいます。そんな都会のオアシス『ミッドタウン・ガーデン』では、桜のライトアップ、キャンドルナイト、クリスマスイルミネーションなど年間を通して夜景やイルミネーションを楽しめます。

冬は、街のショーウインドウ、商業施設やホテルのエントランスなど生活圏で気軽にイルミネーションが楽しめて心が躍る季節です。でも、遠出してこそ味わえるイルミも存在します。自然に囲まれた場所にある郊外のイルミは、都会とは異なり、周囲の暗さとのコントラストで異空間に紛れ込んだかのような非日常を体感できます。今回は『さがみ湖イルミリオン』『東京ドイツ村』『榛名湖イルミネーションフェスタ 2013』を紹介します。

勝どきから徒歩4分、ショッピング施設とオフィスビルを有する複合施設『晴海トリトンスクエア』。朝潮運河に面した開放的な『水のテラス』には、四季折々の花や豊かな樹木、水のカーテンが配され、夜になるとライトアップされます。テラスからは、春は運河沿いの桜の開花、夏はビアガーデン、秋は花びらで作る花の絨毯『インフィオラータ』、冬は『イルミネーション』など四季と夜景を楽しめます。

勝どき・晴海エリアには、夜景スポットが点在しています。今回はその中から、晴海ビュータワーの壁面照明、隅田川テラス（勝どき橋下）、豊海水産ふ頭、晴海・月島桟橋、晴海大橋から観る夜景をご紹介します。晴海には2020年東京五輪の選手村が建設予定です。ぜひ、今の夜景と数年後の夜景を見比べてみてください。

伊豆・小笠原諸島への玄関口である『竹芝客船ターミナル』。島へ週末ショートトリップも素敵ですが、もっと気軽に日常的に湾岸夜景を楽しんでみませんか。『竹芝ふ頭』や『日の出ふ頭』で船やレインボーブリッジのライトアップを眺めながら散歩をしてみてください。きっと気持ちに余裕が生まれて癒されるはずです。時間があれば、レストランで食事をしたり、東京湾クルーズに参加しても優雅な時間を堪能できます。

日本初の公園であり景勝豊かな上野公園。美術館や動物園もあり、昼間は多くの人で賑わいます。しかし数年前まで、花見シーズン以外の夜は寂しい雰囲気でした。夜景デートも楽しめる公園に生まれ変わったのは2012年。公園が再生整備され同年4月に夜も営業するオープンカフェができたのです。また、『東京スカイツリー』や京都の清水寺を模した『清水観音堂』のライトアップ、『浮世絵行燈』の点灯（2月迄）も鑑賞できます。

上野公園にある東京国立博物館・平成館で開催中の特別展「京都―洛中洛外図と障壁画の美」。連動特別企画として「洛中洛外図3Dプロジェクションマッピング」が実施されました。クリエーターは、2012年12月、東京駅のマッピング「TOKYO HIKARI VISION」で話題を呼んだNAKID Inc.村松亮太郎氏。「洛中洛外図屏風　舟木本」に描かれた400年前の京の魅力をご案内します。（特別展は2013年12月1日まで。マッピングは終了しています）

銀座にも近く、水辺の景観を享受しながら都市型ライフスタイルを満喫できる豊洲。東京2020五輪でも多くの競技が行われるとされる注目のベイエリアです。また、2015年には豊洲新市場も開場される予定です。そんな話題のエリア豊洲から、キャンプやバーベキューが楽しめる都市型エディケーションパーク『WILDMAGIC（ワイルドマジック）』と『アーバンドック ららぽーと豊洲』『豊洲公園』で楽しめる夜景をご紹介します。

2020年の五輪東京開催が決定しました。今回は、TOKYO2020決定を祝してさっそく実施されている特別ライトアップを招致の際の特別ライトアップ写真と共に紹介します。東京スカイツリー、東京タワー、東京ゲートブリッジ、レインボーブリッジ、都庁などの五輪のロゴ色をモチーフにした照明デザインや2020の文字をあしらったライティングをお楽しみください。