ふかの やすひこ
生活者の家計と人生に寄り添う、お金相談のエキスパート!
業界歴30年以上となり、FPのなかでもベテランの域に。さまざまなメディアを通じて、家計管理の重要性や投資の啓蒙など、お金周り全般に関する情報を発信しています。 好評連載『マネープランクリニック』にて、ユーザーからの相談に長続きできる無理のない家計管理法をアドバイスしています。
資産運用では時間分散を活用する
これまで国際分散投資の具体的な手法として「資産分散」「通貨分散」について解説してきました。今回は分散投資の具体的な手法である「時間分散」について解説します。
ボーナス期に期待できる?個人向け社債
超低金利が続いていることから、あるいは将来の金利上昇を見越して、社債の発行が急増しています。低コストで調達した資金を負債の借り換えや投資に充てて、財務の余裕度を高めるのが狙いのようです。預貯金金利が厳しい中、安全確実な資金の預入先として個人向け社債は期待できるのか、発行状況等を見てみましょう。
家計の金融資産、年度末ベースで過去最高
2014年6月18日、四半期に1度公表される資金循環統計の速報値が日本銀行から発表されました。家計に関する報道は少なかったのですが、家計の金融資産は年度末ベースで過去最高を更新したのです。個々の家計のデータとは異なることから関心が低いかもしれませんが、家計全体の動向を知っておくにはよいデータと言えます。2013年度末(2014年3月末)の資金循環統計の状況を見てみましょう。
ブル・ベア型ファンドに3.5倍型が新規設定される
2014年は年明けから日本株が低迷していたことから、騰落率ランキングで日本株を投資対象とする投資信託がランクインすることはありませんでした。唯一、2014年5月にETFの「マザーズ・コア上場投信」がランクインしたに過ぎません。しかし、株式市場が大幅に上昇、あるいは下落のどちらに動いても騰落率ランキングの常連となりそうな投資信託が登場したのを見逃してはならないでしょう。
資産運用で「通貨分散」の必要性とは何か
私たち日本人の大多数は、日本で生まれ日本で亡くなることから「円」以外の通貨を持つ必要はないのでは?という質問を受けることがあります。確かに、日本国内で生活している場合、仕事や旅行などで海外に行かない限りは円以外の通貨を使う必要はありません。しかし、私たちの生活は為替レートの変動に大きく影響を受けているのです。今回は通貨分散の考え方について解説しましょう。
5月はインドやロシア株ファンドが堅調
2014年5月の日経平均株価は、2014年に入ってから初めて月足が陽線となりました。しかし、日経平均株価の上昇率を上回る国たくさんあったことから、残念ながら投資信託の騰落率ランキング上位に日本株ファンドは入りませんでした。資金の流出入額を含め2014年5月の投資信託の状況を見てみることにしましよう。
「国際分散投資」における資産分散の重要性
分散投資には、さまざまな資産クラスを組み合わせて行う「資産分散」、複数の通貨を組み合わせる「通貨分散」、投資するタイミングを分ける「時間分散」があります。今回は、複数の資産クラスを組み合わせて資産運用を行う「資産分散」を解説します。
住宅ローン金利はほぼボトム圏に到達か
株式市場が軟調に気味のせいか、欧米の長期金利低下を受けたのか、わが国の長期金利も低下し0.6%台を割り込みました。金利の低下=住宅ローン金利も低下と考えるのが自然かと思われますが、フラット35と民間銀行では、適用金利の引き下げで足並みを揃えていません。2014年6月の住宅ローン金利の動向を見てみましょう。
夏のキャンペーン金利、普通預金20倍の健闘した銀行は
全国のほとんどが梅雨入りをしていないにも関わらず、天候は真夏のようですね。金融業界にも毎年恒例のキャンペーンの季節がやってきました。全ての金融機関のキャンペーンが出揃ったわけではありませんが、始まったキャンペーンを中心に見て行くことにしましょう。
なぜ国際分散投資を行う必要があるのか
2014年度に入り2ヶ月強が経過しましたが、アベノミクス相場が始まって以来、初めて日経平均株価が1年前の水準を下回り、NISAにも水を差すことになってしまいました。為替も円安の勢いがなくなり、また預貯金金利が低い状態が続いていることから、資産運用を取り巻く環境はまさに八方塞がりの状況です。資産運用の基本に立ち返り、改めて国際分散投資について解説します。
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