相続・相続税
生前贈与・贈与税の基礎知識(2ページ目)
生前贈与とは何か、どういうときに贈与税がかかり、どういう場合に非課税になるのかを解説。「みなし贈与財産」などの気になるキーワードについても教えます。
記事一覧
贈与税とは
ガイド記事清水 真一郎贈与税とは贈与税には、暦年課税と相続時精算課税の2つがある贈与税とは、生存する個人から財産をもらった場合にかかる税金です。現在、贈与税には、次の2つの制度があります。■暦年課税贈与税毎年110万円以下の取得なら税金はかかりません。■相続時精算課税贈与税父または母からの贈与で通算2500万円以下の取得...続きを読む
贈与税がかからない場合(贈与税の非課税財産)
ガイド記事清水 真一郎法人からの贈与により取得した財産贈与税の非課税財産にはどんなものがあるのか?法人からの贈与により取得した財産には、贈与税は課されません。贈与税は、そもそも相続税を補完するもの(相続税から逃げられないようにするもの)であるためです。しかし、所得税が課されます。生活費、教育費扶養義務者間で生活費や教育費...続きを読む
暦年課税と相続時精算課税どちらを選ぶ?贈与税の選択
ガイド記事加藤 昌男「もち代」という言葉もある通り、贈与は年末に行なわれることが多いようです。個人から贈与を受けると贈与税の対象になり、「暦年課税」と「相続時精算課税」いずれかの課税制度を選ぶことになります。損得がありますので、どちらの課税制度を選んだらよいかは慎重に判断しましょう。暦年課税の仕組みと計算例暦年課税の目...続きを読む
お金を「借りた」ことにすれば贈与税はかからない?
ガイド記事小野 修そもそも貸し借りなのか贈与なのか軽い気持ちの貸し借りは、後で痛い目にあうことも個人間においてお金の貸し借りはよくあることでしょう。ただ、個人間といえども贈与税がかかるリスクはあります。特に無利子での貸し借りは「利子相当」に対して贈与税が課せられるリスクがあるのです。個人間で多額の金銭が動いた場合、税...続きを読む
みなし贈与財産とは?
ガイド記事清水 真一郎生命保険金被相続人と保険金受取人以外の人が生命保険金を受取った場合には贈与税が保険料を負担していない人が、満期金・解約返戻金・被保険者の死亡による生命保険金等を受け取った場合には、保険料を負担した人からその保険金の贈与(※)があったものとみなされます。従って、贈与税の対象になります。(※)被保険者の...続きを読む
負担付贈与と低額譲受
ガイド記事加藤 昌男負担付贈与とは負担付贈与の土地等の価額は時価!負担付贈与とは、贈与を受ける人(受贈者)に一定の債務を負担させることを条件にした贈与のことです。個人からこの贈与を受けた場合には、「贈与財産の価額」から負担額を控除した価額が受贈者のメリットになるため、これに贈与税が課されます。贈与財産の価額は、下記の通...続きを読む