古民家
古民家の基礎知識
古民家に学ぶ住宅のあり方、間取りの考え方や、古民家のある街などを紹介しています。
記事一覧
昔の家から長く暮らせる家の間取りを学ぶ
ガイド記事大塚 有美最適な間取りはずっと同じではない。変化する?!住宅を建てるときに、多くの人がこだわる間取りですが、家族構成やライフスタイル、趣味などによって、その家族に合った間取りが違います。さらに、これらの要素は、同じ人でも年齢によって変わっていくこともあるので、どの時点にも通用する「この家族にはこの間取りがベス...続きを読む
高温多湿‐夏向きの家 民家から学ぶ(1/3回)
ガイド記事佐川 旭民家から学ぶ家づくり【1】~高温多湿-夏向きの家、ヒントは「開いた」家のつくり~合掌造りで有名な飛騨白川郷。この合掌造りの2階から上の部分は蚕のための部屋です。ここに風を通すため、合掌造りでは常時吹く風の方向性にあわせ、地域毎に決まった方向に開口部が設けられています。昔ながらの民家というのは、少しで...続きを読む
夏涼しくて、冬暖かな家が理想 民家から学ぶ(2/3回)
ガイド記事佐川 旭民家から学ぶ家づくり【2】昔ながらの家は、夏は涼しく冬寒い…家づくりでは、夏涼しくて、冬暖かな家が理想なのですが建物の保温性を高めるためには、壁や屋根、床などを通して大気へと逃げる熱をできるだけ小さくすればいいのです。これには、天井や壁、床、窓などに熱を伝えにくくするための工夫をする「断熱化」と、空...続きを読む
田舎の古い民家で暮してみたい 古民家再生
ガイド記事堀江 康敬古くなって次々に解体、廃棄されている古い民家を再生利用しようとする活動が広がっています。太くてがっしりした大黒柱と梁、高く広い空間が作り上げるゆったりとした空間・・・日本の伝統木構法によって建てられた古い民家には、落着いた雰囲気の中に独特の美しさを持っています。さて田舎暮しの場合、誰もが一度は古民家...続きを読む
古民家暮らしができる街はどこ? その2
ガイド記事中川 寛子古民家があっても貸してもらえるとは限らない根津に残る明治時代の木造3階建ての串揚げ店、はん亭。界隈には風情のある建物が残されている前回、戦災から免れ、古い建物が残っている地域をピックアップしました。その中で一般の人が借りるとしたら、どのエリアが現実的でしょうか。まず、ひとつ、注意しておきたいのは古民...続きを読む
古民家暮らしができる街はどこ? その1
ガイド記事中川 寛子築年数?それとも見た目?まずは古民家を定義づけてみよう鎌倉を初め、小京都、古都と言われるような街には古い建物が残っている。また、鎌倉では景観を守るための規制があり、街並みが大きく変わることは少ない最初に古民家とはどのくらいの古さの建物を指しているか、それを明確にしておきましょう。厚生労働省認可財団法...続きを読む