ステーショナリー・文房具
鉛筆ブランドの歴史とフラッグシップモデル
人気の鉛筆ブランドの歴史を紐解き、フラッグシップモデルを紹介します。
記事一覧
三菱鉛筆の歴史と鉛筆
ガイド記事土橋 正ユニークで長く愛される筆記具たち初代社長の眞崎仁六三菱鉛筆の前身は眞崎鉛筆製造所。1887年に東京の新宿で創業した。国産鉛筆として初めて逓信省(現在の日本郵政公社)へ「局用鉛筆」の納入を始めると、その3種類の硬度の鉛筆を記念して1903年に「三菱」マークを商標登録。採用された感動を後世まで残したいと...続きを読む
ステッドラーの歴史と鉛筆
ガイド記事土橋 正連綿と受け継がれてきた革新の歴史ヨハンセン・セバスチャンの時代、19世紀半ばの鉛筆。中心部をくり抜いた木軸の中に四角い棒状の黒鉛を固定した後、角を取って丸くしていた1660年頃、木軸を使った鉛筆がドイツのニュルンべルクで初めて作られた。フリードリッヒ・ステッドラーは代々鉛筆の製造を続けたが、原料とし...続きを読む
ファーバーカステルの歴史と鉛筆
ガイド記事土橋 正ファーバーカステルの歴史=鉛筆の歴史18世紀の家具職人。創業者のカスパー・ファーバーは家具職人から鉛筆職人へ転身したファーバーカステルの起源は何と1761年。もともと家具職人だったカスパー・ファーバーが、鉛筆職人として新たなスタートを切ったのが始まりだ。品質の高さは評判となり、アントン・ヴィルヘルム...続きを読む
コンテ・ア・パリの歴史と鉛筆
ガイド記事土橋 正著名な芸術家も愛用する筆記具1800年代のカタログの表紙画家や化学者、物理学者、熱気球操縦士、そして発明家などの多才な肩書きをもったニコラ・ジャック・コンテによって1795年に設立されたコンテ社。最初の功績として、黒鉛の粉に粘土を混ぜて焼いた芯や、今日の鉛筆の原形となった木筆を発明した。また、14世...続きを読む
コーリンの歴史と鉛筆
ガイド記事土橋 正日本生まれの旅する鉛筆コーリン鉛筆の前身、赤木廣八商店が創業当時に作ったポスター東京の東神田に創業者の名を冠した赤木廣八商店が創業した。大正から昭和にかけ、田端や足立に工場を増やしながら、多くの鉛筆や色鉛筆を製造。海外にも商品を輸出していた。その中に“コーリン”という商品があった。アイルランド語で“...続きを読む