絵本
絵本関連情報(6ページ目)
絵本関連のさまざまな情報をお届けします。
記事一覧
色が躍る!言葉がはずむ!雨の絵本『ぴっつんつん』
ガイド記事大橋 悦子ねえ、雨ってこんなに楽しかった?朝起きて窓を打つ雨の音を聞いただけで気分が滅入ってくる……そんな方はいらっしゃいませんか?雨が降ると子どもたちは家の中で騒ぎ、洗濯物は溜まっていくばかり。それはもう、ため息が出るのもうなずけます。そんな時にはちょっと一息ついて、お子さんと一緒にこんな絵本を開いてみては...続きを読む
猫は人間の救世主だった?! 『猫の秘密』
ガイド記事大橋 悦子猫のふしぎに答える優しいファンタジー『猫の秘密』猫は古くから人間の良きパートナーとして、深い絆で結ばれています。その反面、猫はとてもミステリアスで、謎もたくさんありますね。例えば、猫はどうして暗闇でもよく目が見えるのでしょう?高い所から難なく飛べたり、いつも真夜中に集まってお話しているように見えるの...続きを読む
穏やかな眠りを誘う『はんなちゃんがめをさましたら』
ガイド記事千葉 美奈子ワクワクする夜の世界『はんなちゃんがめをさましたら』夜中に目を覚ましてしまった小さなはんなちゃん。家族みんなが寝静まった暗い家の中で、猫のチロと一緒に探検を始めます。子どもには時に怖くてたまらないものに感じる夜中の目覚めや暗い家の中。作者の酒井駒子さんの穏やかで夢を見ているような独特な世界の中で、夜...続きを読む
未来を守りたい! 『ほうれんそうはないています』
ガイド記事千葉 美奈子食べてもらえなかったほうれんそうの気持ち『ほうれんそうはないています』「おいしくなあれ、おいしくなあれ」。豊かで美しい福島県の自然環境の中で、農家の人たちに手間と心をたっぷりかけられ、すくすくと育っていたほうれんそう。2011年3月、東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故の影響で検出された放射...続きを読む
田植えの1日を描く『おじいちゃんちのたうえ』
ガイド記事千葉 美奈子田植えの1日を生き生きと描く『おじいちゃんちのたうえ』農家の田植えの1日を生き生きと丁寧に描く絵本『おじいちゃんちのたうえ』。絵本全体からみずみずしい感性が伝わってくるのは、田舎で田植えを経験した男の子の作文からできた絵本だからでしょう。絵を描いたのは、男の子のお母さんであり絵本作家の、さこももみさ...続きを読む
ひざ抱っこで読みたい『わらべうたであそびましょ!』
ガイド記事千葉 美奈子楽しい絵でわらべ歌の世界に引き込まれる『わらべうたであそびましょ!』ボンボン時計に金具の引手がついたたんすの上には招き猫の置物。絵本の中から昭和の香りがプンプンと漂ってきます。その部屋で、鏡台に向かってひとり遊びをするたあちゃん。たあちゃんの楽しげな歌声に呼ばれたかのように、鏡の中から次々と遊び相手...続きを読む
1年生の緊張を和らげる『トイレにいっていいですか』
ガイド記事千葉 美奈子『トイレにいっていいですか』と言えるかな?新1年生のみんな、授業中にトイレに行きたくなったらどうする!?ワクワクドキドキの気持ちをたくさん抱えて入学した小学1年生は、幼稚園や保育園の頃とは違った「授業」が始まり、しばらくは緊張の糸が張りつめています。トイレに行きたい気持ちを伝えることができず、授業中...続きを読む
認知症に寄り添う『おもいでをなくしたおばあちゃん』
ガイド記事千葉 美奈子認知症が進むおばあちゃんを見守る『おもいでをなくしたおばあちゃん』老人ホームで生活するおばあちゃんを訪ねる、娘のスティーナと孫娘のぺトラ。認知症が進み、2人が自分の娘と孫であることも忘れてしまったおばあちゃんの記憶が、あることをきっかけに揺さぶられます。思い出をなくしてしまっても、長年積み重ねてきた...続きを読む
人間に翻弄される動物の命『ぼくがすて犬になった日』
ガイド記事千葉 美奈子犬が欲しい!連れてこられた動物愛護センターで『ぼくがすて犬になった日』誕生日に子犬を買ってもらう約束を両親とした「たっちゃん」。連れてこられたのは、期待したペットショップではなく「動物愛護センター」での犬の譲渡会でした。「たいくつでつまんないや」とふてくされた様子で、フーセンガムをふくらませながらセ...続きを読む
笑顔で破滅に進んでいく衝撃『なぜあらそうの?』
ガイド記事千葉 美奈子小さな事件がきっかけだった『なぜあらそうの?』野原の石に腰かけて、穏やかな笑顔で1本の白い花を手にしているカエル。「きれいだなあ」と思っているような表情です。そこに穴の中から姿を現したネズミは、しばしカエルと目を合わせた後、突如、跳びかかって花を奪いました。満足げに花のにおいをかぐネズミと、やれやれ...続きを読む