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インドのグーグルになる可能性あるシフィー(2ページ目)

大きく上昇しているインド株ですが、こんな面白い銘柄もあります。グーグルは1年半で5倍以上になりましたが、シフィーにはそんな魅力があります。

戸松 信博

執筆者:戸松 信博

外国株・中国株ガイド

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インド系の大富豪もシフィーに大注目!!

インド系の大富豪もシフィーに注目している
ちなみにシフィーのもともとの親会社はサティヤム・コンピューターでした。シフィーはインド国内には上場していませんがナスダック上場は古く、インドのIT系で先陣を切っており、上場当時はなんと50ドル前後の高値が着きました。シフィーの財務内容は問題なく、赤字続きなのに無借金経営で財務状態は良いです。ちなみに、ライバル社として、REDIFF.COM(ADRティッカー:REDF)という会社がありよく対比されますけれども、会社をよく研究するとシフィーの方が断然すぐれた経営を行っています。何しろ元々シフィーはサティヤムの社長が作った会社ですから。(サティヤムのラマリンガ・ラジュ氏はオハイオ大でMBAを取り、その後ハーバード卒、現在インドでインフォシスのナラヤム・ムルティと並んで最も有能な経営者と欧米から評価されています)REDFは少しあやしい会社で本業をごまかしている感じをうけています。実質的な数字でもシフィーの方が断然上なのですが、なぜかREDFの方が株価は高く評価されてます。。

実はシフィーは、最近、シリコンヴァレーのインド系起業家Raju Vegesnaという人が1億ドル(118億円)以上投資して買収してます。彼は昔Sever-Works Corpという会社をシリコンバレーで立ち上げて18億ドル(2124億円)でBroadcomという半導体の有名な会社に売却した人です。この人は企業価値を高めた後で売りぬけを考えてたはずと私は思います。またこの買収で得た資金でSIFYのキャッシュフローはもともと2550万ドルと豊富だった上にさらに上がりますから、新しい技術をWEB運営に組み込み爆発的に増加する個人の潜在客によりよいコンテンツをアピールすることができます。

超巨大市場の現状ナンバーワンのプロバイダーですから目がはなせません。


※上記の記事は、投資の参考となる情報提供のみを目的としたものです。したがって、勧誘の目的としたものではありません。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願い申し上げます。
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