ペイオフとは
>>>2018年の最新のペイオフについての情報はコチラペイオフとは?対象になる「預金」と上限をわかりやすく解説
「ペイオフ」とは、「預金保険制度」のことをさし、金融機関が破綻した場合などに備えて、預金者の保護を目的として設立された制度です。
ペイオフの対象となる金融機関は、日本国内に本店のある銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫などで、これらの金融機関は法律で「預金保険機構」への加入が義務付けられています。実際の店舗を持たないネット銀行も、日本国内に本店がある場合は同様にペイオフの対象となっているので安心です。また、ゆうちょ銀行も同様です。
ペイオフで保護されるのは、利息のつかない「当座預金」などの「決済用預金」については全額です。利息のつく「普通預金」や「定期預金」、元本補てんのある金銭信託(ビッグなど)などは、一つの金融機関について、預金者一人当たり1000万円までの元本とその利息です。
それ以外は、破たんした金融機関の財産状況によって、カットされてしまう可能性があり、これを預金のペイオフと呼びます。また、民営化後にゆうちょ銀行に引き継がれた通常郵便貯金や通常貯蓄預金も、ペイオフの対象となります。
ただし、いずれも、外貨預金や投資信託、元本補てんおない金銭信託(ヒットなど)など、元本保証のない金融商品や、日本に本店を有していない外国の銀行の在日支店は、ペイオフの対象外になるので注意が必要です。
【西山 美紀】