統計や確率の無視
オールオアナッシングではなくて、実現する確率で投資を考えれば踏み出せるかも? |
A.今の100万円が、5年後にもかならず100万円あります。
B.今の100万円は、5年後には70%の確率で150万円になり、30%の確率で90万円になります
Aの期待値は100万円で、Bの期待値は132万円ですので、経済合理性を有する人ならBを取るはずですが、そうでもないのが生身の人間です。
また、現実の選択肢は無数にあります。
株、債券、不動産、外貨、保険、商品、M&Aファンド、ヘッジファンド、ビジネスへの出資、宝くじ、ギャンブル、ネズミ講などなど・・・
多すぎる選択肢に直面すると、人は決定をあきらめて何もしません。少なくても、3つくらいの投資対象に絞ってから考えましょう。絞りこみのキーワードは、超長期の統計、確率、普遍性です。
どんなにもうかる話でも、マイナーなものに手を出してはいけません。そこには「無知の壁」があるからです。
○ ○ ○ 幸せになるための資産運用 バックナンバー ○ ○ ○
・小さなことにクヨクヨしない投資術
・お金がたまらないワケは毎日の習慣にあり?
・学ぶ人が資産を作る!
・投資の基本スキルはセルフ・コントロール!
・お金が増えない本当の理由は心の中にある?